勉強指導法とかメダカとか

大学時代、担当生徒の第一志望合格率100%だった元講師が、勉強嫌いな生徒への接し方やコ…

勉強指導法とかメダカとか

大学時代、担当生徒の第一志望合格率100%だった元講師が、勉強嫌いな生徒への接し方やコツを備忘録的に書いてみます。 あとはアクアリウムや、飼っている犬猫の話なんかも・・・ 趣味はマジック。生徒の心も現在の勤務先もマジックでゲット。

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短時間で生徒の記憶に残す方法

はじめに「閑話休題:僕の授業スタイル」において、実際に勉強を指導している時間は10~20分程度と書きました。 これを見たら当然「そんなので身につくの?」と思うことでしょう。 というより未だに僕もそう思ってます。 中学生の頃に受け持ち、高校生になってから再び僕の指導を受けたいと戻ってきた子がいました。 ある日この生徒に対し教室長が「T先生の授業って何がすごいの?」と聞いたことがあります。 その時の生徒の回答は衝撃的でした。 「なんでかわからないけど、その10分で話す内容が

    • 勉強嫌いな生徒との付き合い方④

      今回は「僕が常に心に留めていた「講師としての心構え」」についてです。 塾に関わらず、教育者として日々活躍されている方なら当たり前のことかもしれませんが、僕は講師として生徒を指導するという立場にある以上当然に備えるべき心構えがあると思います。 もちろん最低限の指導力があったうえで、持っておくべき心構えです。 1.生徒を下に見ない確かに講師の方が人生経験も豊富ですし、何より指導者という立場です。 とはいえ「自分の方が上だ」と錯覚してはいけないと思います。 時には生徒が面白い

      • 閑話休題:僕の授業スタイル

        僕の講師歴と、勉強しない指導法について少しだけまとめてみました。 講師としてのプロフィール〇塾講師歴 5年(大学1年~卒業後1年) 〇学歴 偏差値60前後の法学部 〇塾の形態 集団・個別両方担当 〇担当科目 小学生:3年生~6年生     通常:国語、算数、理科、社会     受験:国語、算数、理科、社会、適性検査 中学生:国語系全部、数学、理科系全部、地理・歴史・公民、英語系全部 高校生:現代文、古典、漢文、小論文、数学ⅠA、数学ⅡB、英語系全部、     日本史、

        • 勉強嫌いな生徒との付き合い方③

          今回は「授業をする上で注意する言葉遣い」について書いていきます。 新人講師の研修を担当していたころに、強く伝えていたことがあります。 その意味と、使ってはいけない言葉の言い換えについて紹介していきます。 ~否定語は絶対に使わない~塾業界では「お父さん・お母さん」という言葉を使わないようにする、という暗黙の了解があります。 これは、片親の家庭に配慮したものであり、「親御さん」と言うように指導されていました。 これももちろん大切なことですが、僕が最も気を付けていたのは「否定語

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        • 塾講師時代
          6本

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          勉強嫌いな生徒との付き合い方②

          「勉強嫌いな生徒との付き合い方①」にて書いた通り、勉強嫌いな子をその気にさせるためのゴールは「講師を好きにさせること」でした。 人間は第一印象がとても大切な生き物ですので、生徒との出会いから勝負は始まっています。 まずは、生徒との初対面時での接し方を書いていきます。 ~初めの一回は授業をしない~生徒が入塾する前に行う「体験授業」でも、既存のクラスに初めて自分が講師として顔を見せるときでも同じで、第一回目は授業をしません。 では何をするか・・・ひたすら生徒と会話します。

          勉強嫌いな生徒との付き合い方②

          勉強嫌いな生徒との付き合い方①

          僕はこれまで集団・個別、どちらの塾でも講師をしてきました。 塾というのはとても不思議なもので、学校での勉強が簡単すぎるという子から、全くついていけない子までが幅広く集まります。 僕は勉強が得意な子・苦手な子をどちらも指導してきましたし、どちらも合格を獲得してきましたが、やはりその指導法は全く違うものとなります。 今回は「勉強が嫌いで、先生というものも嫌い」という子に対する僕の接し方を紹介しようと思います。 ~目標:先生を好きになってもらう~まず初めに、勉強が大嫌いな子に対

          勉強嫌いな生徒との付き合い方①