見出し画像

【受験生向け】私の時間管理術

はじめに

今日は、私が医学部編入試験を勉強する際に取り入れた時間管理の方法についてご紹介します。

私は、医学部編入試験の勉強を始めて、3ヶ月も立たないうちに1次試験の3校受験し、無事に1校だけ筆記試験を突破することができました。

私の場合は、働きながら、主婦をしながらの受験でしたので、勉強する時間が非常に制限されていました。

このような状況下で、どのように時間を作り出したかをご紹介しようと思います。

自分の生活リズムを知る

まず一番大切なことは、「自分は何時間、睡眠が必要なのか?」「自分は朝型か?夜型か?」を知ることです。

睡眠時間を削ること、これは私は絶対にしないようにしました。

ショートスリーパーを除く人間は、睡眠時間を削ると能率が悪化することはすでに様々な研究で提唱されています。

私は、最低1日6時間の睡眠を取らないと、体調を崩したり、仕事に支障が出ることを自覚していました。

そのため、試験の1週間前でも、試験前日でも、自分の必要な睡眠時間は確保していました。

また、よくTwitterで朝活を励行されている方を見かけます。

私も当初は「朝活!これこそ勉強時間を確保する術だ!」と思い、早速取り組んでみました。

・・・が、しかし!2日でギブアップしました。

朝起きて勉強しても、眠くてちっとも頭に入らず、途中で二度寝してしまうのです。

これは朝活を否定しているわけではありません!

最初は「自分の根性が足りない」と思っていました。

しかしググってみると、すでに海外の研究で一部の遺伝子が「朝に強い人」「夜に強い人」の傾向を決定づけているという記事を見つけました。

私は、完全に朝型でもなく、しかし2時や3時まで夜更かしもできる人間ではないので、「中間型」人間だと考えました。

そこで、私は朝はギリギリまで睡眠をとる代わり、夜の勉強時間を増やすことにしました。

この試行錯誤より、夜20時から深夜0時まで勉強。朝は6時起きという生活をすることにしました。

自分の最適な生活リズムを知ることで、基本的に体調が悪い日以外は、勉強を毎日コンスタントに続けることができました。

みなさまも、ぜひ自分の睡眠パターンが何型かを自覚し、それにあった生活リズムの構築に励んで欲しいと思います。

心得1 「自分の生活リズムを把握し、その中に勉強時間を組み込むべし」

自分の勉強時間や生活パターンを毎日記録する

私は、24時間という時間をフル活用するために、自分の勉強時間はもとより、家事の時間、仕事の時間、休憩の時間、食事にかける時間をアプリを用いて記録しました。

そして、眠りにつく前に最後の力を振り絞り、アプリで1日の記録を振り返りをしました。

例えば、「この仕事をしている待ち時間に単語帳を読もう」など考えて、次の日には実行するようにしていました。

当初は平日1日3時間も勉強時間を確保できなかったのですが、1ヶ月経つうちに平日でも隙間時間を使って5時間の勉強時間を捻出することが出来るようになりました。

ちなみに、勉強する時間はスマホを見る時間や少し目を休める時間は、絶対カウントしませんでした。自分への甘えと思い、本当に自分で集中してやった勉強時間だけをカウントしました。

私が時間管理で使っていたアプリは「aTimeLogger」というアプリです。

有料ですが(2020年11月現在600円)時間管理をして振り返るには非常に優秀なアプリです。

他にも無料でも管理するアプリはありますので、ぜひ皆様も色々探してみてください。

心得2  「自分が何に何時間、時間を使っているかを把握し、振り返り、反省し、実行しよう」

Youtubeを活用!Study with me動画でタイムキーパーをしてもらう

世界中には、とんでもなく勉強をする人たちがいます。そして、ありがたいことに、今のご時世、そのような方々が勉強する姿をYoutubeでライブ配信してくれています。

私はStudu Vibesというチャンネルのベルギー人の女の子にタイムキーパーをしてもらっていました。

彼女は50分勉強→10分休憩というポモドーロ・テクニックを使った勉強術を行っていました。(ポモドーロ・テクニックを知りたい方はコチラ

私も、彼女が録画した動画をパソコンで流しながら、彼女のペースに合わせて勉強を行い、勉強時間の管理をしてもらいました。

彼女のライブ配信の時間と自分の時間が合う時は、ライブ配信で一緒に勉強を行いました。

この方法を実行し、自宅が図書館になったような緊張感の中で勉強することができ、なおかつ時間管理もすることができました。

そして、独学で勉強している私でしたが、なぜか一緒に勉強する友達が増えたような気がして、以前よりも前向きに勉強に取り組めました。

もし、家での勉強を余儀なくされている方や、なんとなくモチベーションが保てない方は、自分のStudy BuddyをYoutubeで探してみてください。

本当に恐ろしいほどの集中力でYoutuberの勉強無双は一緒に勉強してくれますよ!

心得3 「YoutubeでStudy Buddyを探そう!」

京大女子考案の色塗り勉強法で全体の勉強バランスを把握

前述のアプリを用いた時間管理で1日の勉強時間は把握できましたが、アプリでは「どの分野をどのくらい勉強したか?」、つまり勉強のバランスについては把握できていませんでした。

そこで、再度ネットで勉強法を漁ったところ、京大女子が京大合格のために使用した色塗り勉強法にたどり着きました。

方眼用紙と色ペン(蛍光ペン)を用意し、15分勉強したら1マス、その教科に割り当てた色を塗るだけの方法です。詳しくはコチラをご覧ください。

これは実際の私の色塗り手帳です。

これで、自分がどのくらいどのような分野に時間を欠けたかを一目で把握できます。

勉強はバランスが重要ですので、この方法を使い、1教科(特に得意教科)だけ勉強をしすぎることを防止することができます。

心得4 「色塗り勉強法で勉強バランスをチェックせよ」

まとめ

以上が、私の時間管理術です。

どれも過去の先人を見習った方法です。その他にも色々な勉強法を試行錯誤しましたが、私が4ヶ月間続けられた時間術の心得は以下の4つのみです。

心得1 「自分の生活リズムを把握し、その中に勉強時間を組み込むべし」

心得2  「自分が何に何時間、時間を使っているかを把握し、振り返り、反省し、実行しよう」

心得3 「YoutubeでStudy Buddyを探そう!」

心得4 「色塗り勉強法で勉強バランスをチェックせよ」

時間の捻出や管理方法について悩んでいる方は、ぜひ一つでも良いので参考にされてください!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?