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大学と企業の上手な付き合い方って?

こんにちは。へんじんもっこの渡辺省吾です。
へんじんもっことは新潟県佐渡島でサラミやハム・ソーセージなどの食肉加工品を作っている会社で、「へんじんもっこ」の”へんじん”は変わった人、”もっこ”は佐渡の方言で”頑固者”という意味です。
#へんじんもっこ

今日は「大学と企業の上手な付き合い方って?」というテーマで書いてみたいと思います。

4月22日、帯広畜産大学を訪問し、ラボやキャンパス内の見学・共同研究の打ち合わせをさせて頂きました。

研究棟の3号館の5階に、今回お世話になった三上先生のラボがあり、案内してもらいました。壁にはたくさんの研究資料が貼られていて、「おおっ!これがラボかぁ」と勝手に感動しましたよ。
わずかな記憶しかありませんが、私も佐渡農業高校の食品科学科で微生物の授業がありましたので、研究資料や記事に知っている単語を見つけると、学生時代を思い出してテンションが上がりました。

ラボの生徒が一生懸命研究したものを、三上先生がその成果をプレゼンしてくださったのですが、私たち製造者とは違う、研究者の様々な角度からの視点は本当に勉強になりました。
へんじんもっこにとって、この共同研究は大きな価値があるなと改めて感じました。

一方で、研究を続けてもらうためにはお金の問題というものと常に向き合わなければならないなとも感じました。
ですので、私は、大学で作った商品を販売すれば持続的に収入が得られるんではないですか?と提案したことがあります。
#そんな失礼な提案するなよ

ただ、なんとなくではあるのですが、研究者のお金の作り方は、私たちのような商売人のお金の作り方とは、大きく違うのではないか、というのをちょっとずつ感じてきました。


大学は企業に研究費を出してもらう、企業は研究結果のデータを販売促進に利用し利益を得る、出た利益を大学の研究費にする・・・、というサイクルが理想なんじゃないのかなと思ってきています。

そういえば、他にも共同研究されている会社が何社もあったので、ちょっと聞いてみたいですね。大学と企業の上手な付き合い方みたいなのを。

もし、私の推測が合っているのだとしたら、研究内容は企業側にメリットのあるものを提案した方が良いということになります。
#研究する人も 、自分のしたい研究ってあるよね?
いや、私の理解が足りなかっただけで、大学側は初めからそう言っていたんだろうか?そうかもしれません。

何はともあれ、帯広畜産大学とはこれからも良い関係でいたいと考えているので、研究費を出し続けられるられるよう、そしてたくさんの研究をしてもらえるよう、へんじんもっこは商人であるので、しっかりとお金の問題に向き合いたいと思います。

以上、「大学と企業の上手な付き合い方って?」でした。

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