見出し画像

ぴろみん社長のひとりごと「人間関係は歯車みたいなもの〜フランス訪問後記」


今日は長文で親バカも含んでいるので
見たい人だけでお願いします。
(いつもだけど)

今回フランスの旅でフランス人の家庭に
泊めてもらうというラッキーに恵まれた。

ホテルに泊まった方が私的には全然楽だけど
それよりも好奇心が勝ってしまって。

素敵なガーデンのある白壁のセンスのいい素敵なお家で気分よく過ごせさせていただき、とても幸せでした。

とはいえ、人のホームに入るというのは
緊張と期待の入り混じる経験。

若い頃に海外に行っていた頃
何度かしてはいたけれど

若いからと許されることも
このくらいになると許されるのだろうか。笑

普通ならしないであろうこの選択をした
私の好奇心を褒めてあげたい。笑

なんなら、好奇心に動かされようと
決めた私を褒めてあげたい。

ザ・褒め上手!

なので久しぶりに出てきた感情を
ここに残しておこうと思う。

普段マイペースで全ての意思決定を
させてもらって過ごしている自分にとって

人のペースに合わせることって
シンドイことなのだということを思い出した(笑)

つまり普段は好きな時に食べ、なんなら食べたくない時は食べず、寝たい時に寝て、起きたい時に起き出し、やりたいようにやっている。やらせてもらっている。

合わせることもないわけではないが、それも自分の意思決定としてやっているし、リズムもできていたりする。

関係もある程度できているのであれば、その人が許してくれるだろう範囲をまあまあわかっている。

そしてみんなが合わせてくれているというのも大きい。

人の家に入るということは、衣食住に関わる意思決定を相当な割合で相手に任せること。

しかも相手は初対面の文化の違う人たちなのだから、何も理解できていない状態で。

なので大袈裟な言い方をすると、自分の根っこがグラグラしたりする久しぶりの感覚を味わった。

衣食住について(だけじゃないけど)自分で選択できないことは、なかなかのストレスにもなることを思い出した。

普段から自分で意思決定してる自覚のない人は、実はすごいストレスがかかっているという可能性が高いと思う。

住の部分については、外的な部分は清潔で安全な環境であれば基本100点満点。

ここに内的要素を加えるとしたら、お風呂や睡眠だろう。私が超大事にするのは睡眠。

早起き早寝のひ弱な私たちと、早起き遅寝でめちゃくちゃタフなホームステイ先の皆さん(仕事のスタイルも関係している)

フランスって夜21時に日が沈むのだから
夜は強くなるよね。

基本は一日だいたい2〜3食にしていて(食べたい時は食べる)、夕食はなるべく軽く早めに済ます私たち。

三食プラスカフェも行き、ご飯のほかにスイーツも食べる、夜ご飯は遅くからゆっくりとるスタイルのホームステイ先の皆さん。

ほんの数日だったけど、一度事件が勃発!

相手のペースにあわせて一日中動き回り、時差ボケと疲れていたこともあって、家に帰って死んだように寝てしまい

せっかく頑張って作ってくれたディナーを寝過ごして食べられなかったという超もったいない事件。

問題はそこのコミュニケーション不足。

私たちのマイペース度の高さ。ひ弱さ。よく寝ないとなにもはじまらない人たち。
(家族の中でも私と息子のペースが似ている)

ここの折り合いがうまくつかずに、頑張ってくれた方の気分を害してしまった。

人の家にいるのに、相手の気分を害するってなかなか危険なことなのだ。ここは私のホームじゃないから。

相手の城の中にいる。言わばいつ殺されるかわからない状態。(すぐ大袈裟にいう。)

このピンチにすぐにしっかり向き合えたのは息子の方だった。(言葉の問題もあるので)

とにかくすぐに謝罪したのが素晴らしかった。

そして相手の善意に感謝しながら、伝えるべきことを感情的にならずにシンプルに穏やかに伝え、お互いのペースの歯車を整えることを数日間の間にやってのけた。

相手の大切にすることを大切にしながら、自分たちの大切にすることを大切にして、思いやりをもって、対応することをちゃんとやれていた。

これがやれるなら、世界のどこに行っても、何があってもきっと乗り越えていけるよ。君は。
(当社比)

高校を卒業して、はや一年半。家を出て一人暮らしで、ほとんど連絡もよこさないけど、連絡がないのはうまくやっているということと理解している。

たまに旦那さんから近況を聞く。笑
旦那さんは娘と息子と毎日LINEでおはよう連絡しているらしい。

日本にいるとたまに帰省しても友達と遊びにいっちゃって、ゆっくり一緒にいる時間もほとんどないので、こんなに成長しているとは思いもせず。

嬉しい誤算でした。

人間関係って、歯車みたいなもので、お互いの歯車は、最初は噛み合わなくて、全然うまく回らない。ガチャガチャしてる。

それを折り合いをつけたりしながら、油さしたり歯車の歯の大きさを変えたりしながら、歯車を合わせていく噛み合わせを合わせる作業が必要なんだよね。

これはかなり繊細な作業になる(歯の矯正にも似ているような)

それには、本音の対話が必要で。自分の弱い繊細な部分を出していく作業となる。

付き合いが続く限りは、変化しながら一生続くことだと思う。それを熟成ともいう。

日々の暮らしの中で整えていても、たまに大きな事件があって、少し大きめの改造が必要だったりする。

ここに相手をもっと大切にしたい、最も一緒にいたいと気持ちがあれば続く。

(この人のためにするなんてめんどくさい、どうだっていいやと思ってしまえば終わる。)

つまりそれが愛というやつなのかもしれないな。

日本にいてもフランスにいても基本考えていることは、人と人の間にある見えないもののことなんだな。私は。

あとは食べもののことね。←これ大事





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?