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書きたいサスペンス(百合)の話をします

こんにちは目箒です。

事の発端

突然ですがこれを見てください(読まなくても良いです)。

簡単に言うと、パートナー制度のある女子校(ミッション)で組んだ相手が実はストーカーだったけど一年間一緒にいたら絆されてしまったという百合です。三年生の終われてた方が佐里(さり)ちゃんで追ってた一年が恋歌(れんか)ちゃんです。名付けサイトで名前決めました。

私の百合の大先輩と恋愛ものの大先輩に太鼓判をもらったので大手を振って紹介できます。

書いてから色々この二人について語っていました。以下抜粋。

・佐里ちゃんは台詞で「わたくし」なんだけど地の文では「私」だからすごくあの環境に過剰適応してるんですよ。嫌々でお姉様やってるの。
・本人の自意識はひとつも「いい子」ではないんだけど、その馴染もうとする努力をみんな「いい子」って言うからすごく息苦しいのね。さらに「お姉様」の立場に首に縄付けて引き上げてくる女が現れてマジで心が死んでいる。
・良き「お姉様」になることによって、息苦しい我慢をコンプリートしてしまう。地獄が完成されてしまう。永遠なんて地獄じゃないか。ずっと「いい子」「いい人」で居続けられる我慢の下地ができてしまった。そう言う地獄の土台ができてしまうお話でした。
・多分宝石の国の最新刊(10巻)にすげー影響されてるんですよね~~~~!
・一方の恋歌は平気で倫理を破ってるんですよ。嘘も吐くし、恐らく校則で禁止されているであろう化粧もしてしまう。すべてはお姉様の為に。
・私がこんなに我慢していたのはこの人を手に入れるためなんだ! この人を手に入れることに我慢はしなくて良いんだ! という確信があるので恋歌は割と狂ってるし多分そう言う下地があるのは間違いなく義姉からの暴力。
・なので佐里が凡人で恋歌が狂人なんだけど、傍から見ると佐里が聖人で恋歌が凡人なんだよな。
・何で佐里ちゃんあの学校を受けたんだろうって感じですけど多分親の方針なんだよな~試験も手抜きしちゃえば良かったんだけどできなかったんですよ「いい子」だから。
・「あなたの将来のために」って言う愛で舗装された地獄への道を歩き始めてしまったんだよな。

長い。
極めつけがこれです。

嫌々でやってるって言うことにすごく罪悪感がある佐里ちゃんと、嘘を吐くのはむしろ相手のためなんだって思い込んでる恋歌ちゃん。この二人どこかで使いたいな。

使いたい(特に恋歌)。

スピンオフ作ろう

ということで恋歌ちゃんをやばい先輩にしてその罪を暴こうと言う動機からスピンオフを考えることにしました。

恒例の表紙も作成済みです(素材は記事最後に)。

これは上で紹介した作品の表紙。スピンオフはこちら。

お前異端審問官好きだな……。

って感じなんですけど、とっかかりやすいワードから入って行きます。動かないと永遠に動かない人種なので。異端審問官になるかどうかはまた別。
事の発端ツイートはこちら。

佐里は詩帆の一つ上の代なので、涼子が恋歌と同い年になります。
なので涼子が恋歌をどっかの回で同い年として糾弾するシーンがあります。

どんな二人組なの?

上のなんちゃって表紙の帯にも書いてありますが、天然と短気です。詩帆が天然涼子が短気です。

詩帆(三年生)
・おっとりさん
・涼子のことを「すずこちゃん」と呼ぶ。三音の方が呼びやすいから。
・何を考えてるかよくわからないと言われるタイプ。
・涼子の竹を割ったような性格を気に入っている(この学校でパートナーを組むときは年上から声を掛ける)。

涼子(二年生)
・短気で常になにかに怒っている。
・「子」が付く名前は古いというイメージがあるため「すず」と呼ばれたがっているが「お姉様」の詩帆が「すずこちゃん」と呼んでるくるのが気に入らない。
・でも詩帆が「すずちゃん」と呼んできたらそれはそれで嫌。
・詩帆のことは「詩帆さん」と呼ぶ。
・詩帆のおっとりしたところが何だかんだ好き。怒るけど。

という感じです。涼子目線で話が進みます。
最終的に詩帆の卒業式で二人はくっつき、「また会えますよね?」「え? 普通に外で待ち合わせすれば良いじゃん外出届け出して」「(絶句)」みたいな感じで幸せに幕を引きます多分。

タイトルの意味

シスターによって一代につき一組、一年間「異端審問官」をやるので、その二人が一年間見てきた罪、ということで「一歳(ひととせ)の罪」になりました。

じゃあ十二話構成なんですか、って話なんですけど、十二話もネタがないので二ヶ月に一度事件が起こる六話構成です。

六話もネタが続くか?

ということでこうやって書きたいものを積み上げていくわたくしなのでありました。

ご機嫌よう。

素材お借りしました


これはとても真面目な話ですが生活費と実績になります。