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警視庁都市伝説対策室

こんにちは目箒です。

メンズラブ「氷点の水底」が終わったので、次は「警視庁都市伝説対策室」、略して「都伝」に着手しようと思いました!

#都伝」タグ作りましたので過去記事も追えます。

ちなみに私は脳内で読み上げるタイプの書き手なので、「都伝」って見る度に「荒川線……」って思ってしまうタイプの都民です。

都伝についておさらい

「警視庁都市伝説対策室」とは、警察小説によくある特殊な部署を描いた警察小説(というていは取ってるけど正直考証がアレがアレでアレです)です。その名の通り「都市伝説」に対して出動する部署となります。

そこに所属しているクレイジーなメンバーは、

実は戦国時代から生きてる! ヤモリ様に祟られたかつての村人・桜木アサ(建前は巡査長)!

「そうでもないです。さっきも言ったとおり、ホラー体験で警察に通報してくる人は少ないんですよ。どちらかと言うと、べとべとさんを不審者と思って普通に110番通報する、とかが多いですね」

実弾すら生きてる人間に当たらねぇ! 怪異を撃ち抜けるぞ警部補・佐崎ナツ!

「それが、あたしがここに異動した理由の一つ、いやこれ一つだね。いざとなったときに犯人に発砲して当たらない警察官なんて、持て余すに決まってる。あたしは捜一だったけど」

ゴスロリJK! 前室長の姪! ハイパー霊能者! 属性過多だ五条メグ!

「私たちが都市伝説なんだよ、ルイさん」

そしてめちゃくちゃ頭が良い(キャリア)主人公久遠ルイ!

「都市伝説のことですか? 警察が関わるような事件でも、都市伝説化するものはありますし、都市伝説によって警察が出動することもあります」

以上だ!

あとここに前室長の蛇岩レン警視正がたまに顔を出すとかそう言う感じです。

再三言っているように、前に書いたBLSFサスペンスに出した警察官たちの焼き直しです。蛇岩さんは件のSFでは既に死んでる蛇です。

どう言う感じで動いてるの?

ていうかさっきまで警察採用試験を受けるのに履歴書じゃなくて申込書だって言うのを知らないくらい穴だらけの警察知識だったんであんまり多くを求めないで欲しいと言うのが正直なところなんですけど(調べろ)、アサがルイに説明しているところを引用しときます。

「聞いての通り、うちはそれこそ都市伝説的な部署です。ホームページにも載ってないと言うことは、電話番号も公開していない。普通に怪奇現象に遭った人は、警察に通報するとしたら110番通報か代表電話に掛けるしかないんです」
「なるほど」
「まあ普通警察には掛けないんですけどね」
「そりゃそうだ」
 事故に直結するターボばあちゃんならともかく、人形の髪の毛が伸びたくらいで警察に通報する奴はいない。
「とはいえ、都伝は噂になってますから、中には藁にもすがる思いで、意を決して代表電話に『都市伝説対策室をお願いします』って掛けてくる人もいる」
「勇気がある」
「そのとおり。その勇気を辿って俺たちが助けに行く。都伝宛てに掛かってきた電話が、蛇岩警視正のところに回ってきていました。今後は室長のところになるでしょう」
「通報件数は多いの?」
「そうでもないです。さっきも言ったとおり、ホラー体験で警察に通報してくる人は少ないんですよ。どちらかと言うと、べとべとさんを不審者と思って普通に110番通報する、とかが多いですね」
 べとべとさん。日本の妖怪の一つで、夜中に道を歩いていると後ろからつけてくる足音が聞こえる……と言うものだ。現代であれば間違いなく不審者だろう。
「お先にどうぞ、とか言えば良いんだっけ?」
「そうです。とはいえ、夜中に後ろで足音がしたら妖怪だと思いますか?」
「思わない」
「そうでしょう。それに、べとべとさんは危害を加えません。生きてる人間の方がよっぽど危ない」
「まったくだ」
「とはいえ、テケテケやカシマレイコのパターンもありますから……どこからが怪異でどこまでが犯罪なのか。それは俺たちにもわかりません」
「うん……」
「あとは霊能者ですね」
「霊能者?ああ、通報ルートだね」
「そうです」
 アサは頷いた。
「この辺は蛇岩警視正の謎の人脈もあるのですが……相談を持ち込まれた霊能者がここを案内してくれることもあります。警視正は、都伝の実績がほしかったから積極的に回してくれるように頼んでいたようですね。今回も霊能者から回ってきたパターンです。窓口を久遠室長にしてくれるよう、警視正も根回ししてくれると思いますよ」
「緊張する。霊能者とお話ししたことってない」
「愛嬌のある人たちですよ。根本的に信心深いので丁寧ですし」
「そうか。それもそうだね」

べとべとさんってよくよく考えるとめちゃくちゃ怖いよな。

とにかくこう言う感じで持ち込まれ、その都度都伝のメンバーが駆けつけるとかそう言う感じです。

「それで、幽霊はいた?」
「いいえ。いませんでした。守護霊くらいはいたかもしれませんが、怪異を引き起こすほどの悪霊はいません。悪霊なら俺たちの管轄じゃない。しかるべき宗教施設に依頼をします。要するに、お清め、お祓いですね。でも今回はそうじゃない」
「悪霊の仕業じゃない?」
「そういうことです。恐らく、都市伝説、です」

あくまで取り締まり(?)の対象は都市伝説です。都市伝説とは、

「え?都市伝説って、まあ怖い噂話だよね。根拠不明で近代の、社会的なもの。都市部に多く見られる」
「そうですね。何故怖いのだと思いますか?」
「えーっと……まあほとんどが創作だし、そっちの方が面白いから、だと僕は思ってる」
「その通り。都市伝説と言うものは噂を囁く人たちの『こうだったら面白いな』と言う願いをくみ上げてしまった噂のカタチということになります。怖い話は、怖ければ怖いほど面白いですから。こうだったら嫌だな、怖いな、と言う負の感情もすべてひっくるめて『こうだったら良いな』になります」
「都市伝説は願いなの?」
「願いと言うと語弊はありますね。一種の信仰でしょうか。信仰だと大袈裟なら、俗信です」

こんな感じで定義しています。本作のみの定義です。

こう言う感じで色んな具現化した都市伝説を最終的にナツに撃ち抜いてもらいます。

とりあえず景気づけで投稿してきました

とりあえず景気づけで投稿してきました。よろしくお願いしますん。

また進捗記事投げるからみてくれよな!

これはとても真面目な話ですが生活費と実績になります。