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メンタルヘルスに関する近況

こんばんは。今日は2本立て。

メンタルクリニック関連の話

この前約2か月ぶりにメンタルクリニックに行ってきました。もともと、治療終了のタイミングは働き始めて1か月くらいしてから決めることになっていたからです。結論から言うと、2週間の離脱症状防止期間(薬効のない量で今までの薬を飲む)をもって飲み切り治療終了ということになりました。およそ3年弱、通い続けていたメンタルクリニックも再発するまで行かなくて済みます。なんとか休学・留年などせずにたどり着くことができてよかったです。

カウンセリングのこと

治療が終わってから気づいたのですが、私は一度もカウンセリングを治療として受けたことがありませんでした。初めて受診する前に、保健士さんとの面接みたいなものはありましたが、それだけでした。

個人としてカウンセリングと縁がなかったとはいえ、教員としてはどこかしらで関わることがあると思われるのがカウンセラーさんです。初任者研修を受けている中にスクールカウンセラーさんの講話があります。一応教職科目として教育心理学や教育相談に関する臨床心理学の授業はあるのですが、実際にカウンセラーさんとお話したのは初めてでした。その研修で、バウムテストというものをやったんです。今日、その結果を教えてもらいました。

言われたこととしては、
エネルギーあり、やや仕事に不安、よりどころのなさを感じて退避傾向(学生時代に戻りたい?)あり。
合理性と積極性を重視する傾向。また、目標達成意欲がかなり強い。
仕事における興味関心が強く、多岐にわたる。
努力家だが、一人で抱え込むタイプ。適度に頼って、愚痴をこぼすこと。
などがありました。正直どれも自覚があるものなので、たった一枚実のなる木を描いただけでここまで読み取れることにおどろきました。
カウンセラーさんは、こういう心理検査も使いながら、深層心理へアプローチしていくそうです。精神医学の世界とはまた異なる世界だなあと感じました。

精神科とカウンセリングと学校生活

どちらも、人の心を扱う点は一緒です。でも、そこに病理を見出すのか、傾向や特性を見出すのかは異なるでしょう。そこに専門性があり、彼らの技術や知識が役に立つのだと思います。

私は国語科の教員なので、ふと小説の「心情を読み取る」といった活動のことが頭をよぎりました。イラストにせよ、文章にせよ、何かしらの言葉がないと心情を読み取ることはできないのではないでしょうか。よく「感情を読むのが難しい」といった言葉を生徒からもらうのですが、背景にある言葉がなく、なかなかに難しいのです。

とりあえず、当分はカウンセリングにもメンタルクリニックにもお世話にならずに生きていたいかなと思っています。抗うつ薬の終わりも見えてきたし、研修の中でいろいろなことを考えていきたいです。

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