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図書館や大学を死守したいのです

こんばんは。今日は心配なこと。

明日からまた緊急事態宣言が発令され、どうやら百貨店や公共施設もかなり閉鎖されるようです。大学がどうなるのかはまだ何も出ていませんが、きっと活動制限レベルが上がります。少なくとも、大学構内に入れる門が減るようです。アルバイト先の塾は、5月の連休だけお休みの模様。

超利己的かもしれませんが、大学を完全封鎖ということにはなってほしくないなと思っています。卒論を書くのに、資料を閲覧できないのは厳しい。書籍なら郵送サービスが機能するでしょうし、遠隔複写という選択肢もありますが、書架を渡り歩いて本を探す新たな発見ができなくなるのは辛いです。特に、私の研究対象だと大学のOPACデータベースで引っかからない場合があって、きちんと確認しないとなんです。

今でこそ大学に入構申請し健康上の問題がなければ、図書館も利用できます。去年は3月末から7月ごろまで大学が封鎖されていました。やっと入れるようになっても、時間を指定して事前に予約しないとダメで。授業の演習で論文が必要なのに、それすら満足に入手できない状態でした。そういう生活の中で先輩方が卒論を書き切ったのがすごい。自分にそういうことができるかとても不安です。

だから、学びを止めないために、図書館は開けておいてほしい。書店も開いていたら尚のこと良し。大学構内でクラスターが出ていないから言えることなのかもしれませんが、pdfで論文がアクセスできない国文学系にとって死活問題です。しかも私の場合公立図書館に所蔵されている図書資料も使うので、区立図書館が閉まると色々と厄介なことになります。

人文学軽視、学問軽視の世の中だと言われていて、「不要不急」を悪であると捉えるような状況だということはわかります。私自身も極力人と会わないようにして、外出を減らして、手洗いうがい手指消毒などできることはやっているつもりです。誰かと飲食することも、この一年で片手に足ります。

ですが、いや、だからこそ、と言った方がいいかもしれません。学ぶための環境を確保していたいんです。真っ先に若い人、20代を批判対象にして、大学の学びを阻害されると苦しいんです。オンライン授業は便利ですし、オンラインでもある程度コミュニケーションを取ることはできます。自然科学系の論文はpdf化されていることも多いです。でも、実験は対面じゃないと辛い。人文系なら、本があれば一人で研究できますが、やはり議論の場は欲しいし、そもそも本がアナログだから手に入らないとどうしようもない。そういう環境下で大学が封鎖された時、研究ってどの程度やりやすいのでしょう。

人流を抑えるのに大学を封鎖するのはわかりやすいかもしれませんが、未だに対面授業を受けられていない、卒論に本が必要な私にとっては、封鎖はしないで欲しいなあという気持ちです。1月の緊急事態宣言では封鎖されなかったのですが、前回より規制が厳しい今回、どうなるのか気が気でありません。

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