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ある日のパン屋さん

インスタのストーリーで知る結婚して人生の新たなステップへ登る同級生たち。

大学卒業以来、会うことのなくなった大学の友人たち。自分とは異なる、きらきらした社会人生活やプライベートを送っていることをインスタの投稿で知らされる。


色々とどうでもいいことが突然、ふつふつと蘇りやらなければいけないことがたくさんあるのにもかかわらず、出てくる、出てくる。

そして、自分はなにやってんだ?と自問自答する。

あれこれ考えても答えはないし、
過去も現在も自分の決めたことだ。


気分転換に近所のパンを買いに行こうと決めた。散歩がてら、ガソリンが急価格で、車の運転を控えるのにもいい。


パン屋さんでテイクアウトした塩パン。
なんにも考えずただただ海を見ながら食べる。幸せだ。


今回、はじめてパン屋さんでパンを
エコラップに入れて持ち帰ってみた。

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空は快晴、海を見ながら塩パンを食べる。こんな贅沢、都会じゃ出来ないだろうな。


会計の際、店員さんがすばやくパンを
ポリ袋に入れてしまわぬよう、
レジカウンターにパンを置くと同時に
「ポリ袋入りません」と声をかけた。


すると、店員さんは「いいんですか?」

私は「はい。ラップを持ってきたので」と答える。塩パンをエコラップで包んだ。


「まめですね。私もスーパー行くときは袋を断ります」

店員さんと交わした些細な会話。
小さなアクションだけれど、
こういう会話ができることが嬉しい。


小さなことでも温かな気持ちになる。
私はやっぱり、今が幸せだな。


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