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今日の私は、犬と暮らして

11,243日目

知り合いの家の柴犬と一緒に過ごした1週間を終えた。


幼い頃におじいちゃんおばあちゃんが犬を飼っていたけれど、大人になってから犬と暮らすという生活をしたことはなかった。

さらに家の中で飼っている犬だったので、いろいろなことが初体験。

家のカーペットやズボンは毛むくじゃらに。

散歩も30分以上を2回なので、1日1万歩の運動量が当たり前。時間になってもこちらがだらだらしていると、クーンと鳴いてせがんでくる。雨の日にも肌寒い日にも散歩はもちろん毎日。

ごはんを作っているとき・食べているときには興味を持って近づいてくる。彼女も食べられるものがあると分けてあげたり。

1週間だけの序の口体験。彼女のペースを優先した生活で「ちょっと待ってよ」と小さくこぼすことはあった。

でもそれ以上に、どんどん懐いてきてお腹を触ってと寄ってきたり、足や手をペロペロされたりすることで、何かとてつもない大きな、でも形じゃない何かをもらった気がする。

温もりとか、愛情とか言ってしまうと薄っぺらいけれど、今でもこの1週間を思い出すとなぜだか涙が溢れてくるくらいに尊い時間だった。


この間も書いたけれど、何をするわけではなく存在するだけで生み出している大きな価値に存分に触れた。

そして、自分も彼女によって存在を肯定されていることを感じてうれしかった。

頼ったり頼られたり、甘えたり甘えられたり…そういう関係性を築くことでお互いの居場所を広げていくイメージ。

短期間限定で美化しすぎているところはもちろんあるけれど、私の居場所が広がった一週間。感謝。




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