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今日の私は、きらきら見ていたい

10,701日目

人生の先輩であり、友人でもある人と話していて気がついたことがある。

彼女は、これまでの人生ステップアップしてきた人だ。

キャリアも華々しく、大企業での役員も勤めた人。

そんな彼女は、昨年末、癌であることがわかった。

幸い手術・治療を終え、今は快復に向かっている。

彼女はこんなことを話した。

自分の中の何かが崩れ落ちたような感じ。これまで自分の人生は自分でコントロールできると思っていた。病気になって、改めてコントロールできない力の中で「生かされている」ということに気がついた。
みんなから見たら、仕事もなくて、病気でどん底かもしれないけれど。今、私の中では、映画のシーンが変わったような感じ。新しいシーンを生きていくところ。

彼女の目には、世界がきらきらしていた。


それを聞いて思った。

人生は目標設定して、ステップアップしていくことがいいことのように感じていた。階段を上っていくことこそ、かっこいいって。

今だって私は、次の勉強、資格、働く姿の目標設定をして日々動いている。

でも、それだけじゃないんだって。

たとえ周りからどう思われようとも、自分が見ている世界がきらきらしていることが心の豊かさな伴った人生なんだろうって。

もしかしたら、階段を上っていくとその先にきらきらした世界が見えることも多いのかもしれない。

それでも

今見ている世界はきらきらしている?

と自分に問いたい。

階段の途中だって、もしかしたら下っているところだって、世界はきらきらしている可能性がある。

意識的に見てみよう、感じてみよう。








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