今日の私は、池のほとりで
11,080日目
テムズ川の近くを歩いていた。
大きい。
ロンドンという街が発展したこともうなずける。
平日休日に関わらず、近くのパブやカフェは繁盛、さらに暖かい日には川沿いの芝生で過ごす人たち。
「賑わい」という言葉が似合う。
街を楽しむにはいいけれど、個人的には落ち着いた静かな場所が好み。
秘密の場所を探すつもりで、マップで見つけた少し離れた池へ行ってみた。
住宅街にあるこじんまりとした池。
Serenityという言葉が浮かぶ。
日々の生活の中に必要な感覚。日本語では平穏っていう感じかな。
Serenityという言葉が脳内に響くと、深く息を吸って静けさを身体中に染み込ませて研ぎ澄まされる、そんな感覚になる。
私は、Serenity時間のある生き方をしたいなと思っている。
時々忘れてしまうけれど、それが私の求めている生き方だと本能的に感じる。
忘れてしまいそうなとき、足を延ばして行ってみよう、あの場所に。
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