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今日の私は、発散してペースを取り戻す

10,543日目

歌をうたうのが好き。

日々、掃除機をかけながらうたったり、夜のフリータイムにYoutubeに合わせて気持ち良くうたったり...

大きく息を吸って吐いてを繰り返して歌をうたうことは、ストレス発散のひとつにもなっている。

そして、不定期だけれど思い立ったら一人カラオケにもいく。

外出自粛で半年以上足を運んでいなかったカラオケに、久しぶりに行ってきた。

カラオケのイメージ

私は元々、カラオケが苦手。

大学生のころは飲み会の後に、「じゃあカラオケ行こう!」と友人となることが多く、正直苦痛でしかなかった。

偏った一部の洋楽は好きなのだけれど、みんなと行くカラオケで盛り上がる選曲に気を遣ってしまって、(友人は「そんなこと気にせず..!」と言うけれど)疲れてしまうから。

それから、カラオケで歌う姿って、ちょっと普段見せていない姿を見せるような恥ずかしさがある。

例えば、普段は真面目でおとなしい優等生キャラの人が、すごくノリノリでB’zを熱唱していていたり、「私なんか全然!」と謙遜していたと思ったら途轍もない音域のアニメ曲を華麗に歌い上げたり。

私もきっと歌をうたう姿は、普段とちがうんだろうな、という自覚があるからこそ、その一瞬のGAPが恥ずかしい。

'ヒトカラ'の良さ

でも歌うのは好きだから、数年前にカラオケに慣れている友人と二人で二部屋借りて「一人カラオケ(ヒトカラ)デビュー」をした。

・選曲に気を遣わず好きな曲をうたえばいい
・下手でも、ちょっとくらい普段と違うキャラでも、誰も見ていない
・MAXの音量で、自分のペースで歌える

この3つのポイントが私にとって都合がよくて、ヒトカラに行くようになった。

2~3時間くらい歌っていると、顔の表情筋が動くようになってくるし、胸も開いて声量が出て、音域も広がってくるのを実感できる。

家と違って、マイクやエコーでちょっと上手になった気分にもなれる。

本当に気持ちいい!!

ただその一言。

相変わらず、みんなとカラオケに行くのは得意じゃないけれど、カラオケルームがそこかしこにある日本ってすごい、と思う。

追伸

普段よく周りをみておとなしくしているが故に、時にはめを外したくなる日本人の特徴的な文化なのかな。

ハロウィンの仮装で盛り上がることと近いのかもしれないと時節柄ふと思った。

かく言う私も、大きな声で歌って発散して、自分のペースを取り戻すために歌いに行っているのかもしれない。

みんなが自分のペースを取り戻す工夫って何かな?


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