めも

デジタル/フィルムカメラ 好きを写して生きています

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最近の記事

Leica M6と半年の記録

こんばんは、めもです。 Leica M6を手にして半年が経ちました。 晩秋から冬、そして春をこのカメラと過ごしたので撮ってきた写真を纏めようと思います。 Leica M6のシンプルなデザインが持っていてとても安心安定感があって、常に持ち歩くものなのでいつ見てもカッコイイと思えることはカメラを選ぶうえで大切な要素です。シャッター音の静かさもお気に入り。あまり音を響かせたくない場面ではありがたいです。手にした当初は思ったより重さがあると感じていましたが、今ではその重厚感がほどよ

    • 日々の掃き溜め

      どこまでも続いているようで、どこかで途切れてしまうこと。側にありすぎて見過ごしてきたこと。その断片に目を向ける。 いつもより少し五感を研ぎ澄ませる。 木の葉の擦れる音、小鳥のさえずり、光の行方。 忘れることはなにも悪いことではないけれど、思い出すことも無いのならせめて心が動かされた瞬間だけでも残すことは大切だと思う。 手に収まる分でいい。 見える範囲をちゃんと写す。 最近はそういう気持ちで写真と向き合っている。 重ねた日々を古雑誌みたいに眺める日もやってくると不思議な

      • カメラが変わっても撮るものは変わらない

        これまでにたくさんのカメラとの出会いと別れを繰り返してきました。 私の場合この景色いいなと強く思ったときに撮ることがほとんどです。その感覚は数年経っただけで変わることはなく、はじめて買ったカメラの写真を見返しても、今の私でもきっと撮るだろうなという瞬間が多く残っています。 2018年、Canon Kiss X9i で撮った写真たち↓ カメラが変わろうが撮りたいものは変わらない。 憧れの写真家と同じカメラを調べたり、こんなふうに撮りたいから同じカメラを使うことをしてみた

        • 振り返り

          こんばんは、めもです。 2023年も終盤に近づきますます冬らしくなってきていますね。あたたかい部屋からキンッと冷えた外の空気を肺いっぱいに吸うのが好きです。 今年もたくさんの写真を撮ってきました。 2020年の夏から父が遺したフィルムカメラで、使い方も分からないままフィルムを詰め撮り始めたのがきっかけです。現像に出さなければ何を撮ったかわからない新鮮さにしばらく衝撃を受けたのを覚えています。 今ではデジタルカメラで写真を残すよりフィルムで撮る方が長くなりました。 今年

        Leica M6と半年の記録

          First Roll(LeicaM6)

          お久しぶりです。 前回の投稿からかなり間が空いてしまいました。 新しいカメラを買ったのではじめの1本を記事に纏めようと書き始めました。 1ヶ月ほど前にLeicaM6を購入しました。 バルナックライカ(LeicaIIIF)を買ってから1年しか経っていないにも関わらずに…バルナックも持ち運びが抜群に良いカメラなので手放す気はないです。 これまでメインで使っていたPENTAXSPはかれこれ3年共にしてきました。どこに行くにも一緒でスーパータクマーの写りにもとても満足していました

          First Roll(LeicaM6)

          36枚の記憶

          限られた枚数のなか、残したい記憶たちをシャッタースピードも絞りも自分で決めてシャッターを切る。撮っている!という行為がとても楽しい。 デジタルカメラでは決して味わえない良さがフィルムには詰まっていると思う。 ひと手間、ふた手間と時間をかけて撮った写真たちは見返すたび鮮明に過去に戻れる。多くはない枚数だからこそ1枚に掛ける思いは募るもので断片的な写真だとしても、思い出せる。 そのときの空気感や心情。だから出来るだけフィルムで残していきたい、これからのフィルム業界がどうなるの

          36枚の記憶