36枚の記憶
限られた枚数のなか、残したい記憶たちをシャッタースピードも絞りも自分で決めてシャッターを切る。撮っている!という行為がとても楽しい。
デジタルカメラでは決して味わえない良さがフィルムには詰まっていると思う。
ひと手間、ふた手間と時間をかけて撮った写真たちは見返すたび鮮明に過去に戻れる。多くはない枚数だからこそ1枚に掛ける思いは募るもので断片的な写真だとしても、思い出せる。
そのときの空気感や心情。だから出来るだけフィルムで残していきたい、これからのフィルム業界がどうなるのか未知数だけどどうにか衰退せずに前向きな気持ちでいたいです。
さて前置きが長くなりました。
この記事はフィルム1本の記憶を纏めてみました。写真を撮った本人はこの日の出来事を知っていて俯瞰した目線で見るのは難しい。だから色々な人に見てもらいたいと思い書こうと思った次第です。ふらっとこういう日を過ごした人もいるんだなと感じてくれたら嬉しいです。
1枚ひと言添えて。
PENTAXSP
SMC Takumar 55mF1.8
NARA5219
今回ははじめてECN-2(映画用フィルム)と呼ばれるフィルムで撮ってみました。牛乳パックのような可愛い見た目(パッケージ撮り忘れた)に入っていて使いはじめから心躍っていました。
ECN-2フィルムの現像はチャンプカメラさんにて受け付けています。C-41フィルムとは現像液や作業も異なるため注意が必要です。
36枚振り返ってみて、どの場面もやっぱり鮮明に覚えています。これからも撮り続けます。
気まぐれな更新になると思いますが、また書けたらいいな。
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