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伊豆大島に行ってきた!その3

さてさて、というわけで島を一周するために原付をぶおぉぉぉぉぉとかっ飛ばす。まず最初に島を南に下り筆島に向かった。

ここが筆島だ!!!!なのだが…

奥の方に飛び出ているのは…
ふ…筆…?これって…

どう見てもちん.…何でもない💦

そのまま道なりに原付を飛ばしていくと地層が見えてくる。これは地層切断面といいバームクーヘンのように見えることで人気の地層だ。

この地層は火山の噴火による堆積物が一万年以上もかけて堆積してできたものだ。伊豆大島一周道路を建設中に偶然見つかったものらしい。大自然の偉大さと人類の文明の短さを感じざるを得ない。

遠くから見てもわかるこの大きさ!
バームクーヘンみたいで美味しそう
どこまでも続く

そのあとは適当なところで昼食を済ませてダイビングの体験をしたのだがあいにく写真撮影ができなかった。予約が多かったのと水没の危険を恐れてスマホを持っていけなかったのだ。今回は水の濁りがひどくほとんど何も見れなかったのもあるからむしろ写真が撮れなくてよかったかもしれない。下手なのを見せると人間はよりマイナスな感情を抱くのだ。

ダイビングが終わった後は火山博物館に向かった。

あいにくなことにここも展示物の写真撮影ができなかった。普段は込み合っているのだろうがこの日は数人しか客がいなかったのだから別にいい気もするがルールなので仕方ない。撮れるところだけ撮ろう。

入り口のあたりはこんな感じ。

溶岩が木にかかったらしい

入ってすぐそこには小学生の自由研究にありそうな展示物が出てくる。なかなか興味深く面白かった。

子供がいる人は自由研究にいかが?

あらかじめ予約していた元町港近くの宿にチェックインして夕食を食べに出かける。その前に赤禿を見に行こう。読みは何故か"あかっぱげ"だ。

赤禿は溶岩が急速に冷やされてできた岩石だ。そのため赤い色をしているらしい。

ここだけ土が赤いのだ

この燃えるような赤色と夕日のコラボレーションが人気のスポットなのである。運が良ければ海を見渡してウミガメを見ることもできる。

夕食は人気店の"寿し光"にした。

店の近くにいた猫

島の名物のべっこう寿司の他豊富な海の幸が楽しめるお店である。
今回僕が頼んだのは…
島豆腐のサラダ!

鰹節のいい匂い!

アシタバの天ぷら!

デケェ…

鯖の塩焼き定食!

脂の乗ったサバ!

べっこう寿司もよかったがあまり量がなかったのと、本土でも食べられるものをあえて食べることでおいしさがよりわかると思ったからだ。

こんな感じ。あまり量はない


伊豆大島ではアシタバが名産である。アシタバは明日葉と書く。関東地方以西の南部の房総半島から紀伊半島南部、伊豆諸島になどの太平洋沿いに分布する植物だ。温暖な土地で育ち、強靭な植物なため各地で食用とされてきた。文字通り今日摘んでも明日には生えている葉なのである。
味は少し苦みがあり草のいい香りがする植物で天ぷらはとてもおいしい。
シソと違い大きいため海沿いに住んでいる人は摘んでみるといいだろう。

なお島豆腐は比較的普通の味だったが大きい鰹節が振りかけられていておいしかった。鯖も脂が乗っていてとてもおいしかった。
本土に帰ってきて鯖の定食を食べてもやはり鮮度の違いがあるのだろう、味は伊豆大島に軍配が上がる。

食事の後は温泉に行くことにした。
愛らんどセンターは三原山噴火によりできた温泉を用いている。値段も手ごろで港に近いため大勢の観光客が訪れる。

大勢の有名人が訪れる
なんも言えねぇ
あちこちに船の時刻表がある

地元の方も利用しているようで、地元の野球少年たちと保護者たちがぞろぞろと入ってきていた。運動後に温泉で体を癒せるというのはなかなか恵まれているな、少年たち。

さてさて今回は少し短めになったが、これで終わりにしよう。温泉に入って宿に戻りゆっくり休んで、明日は三原山を登るぞ!お楽しみに!

余談

島にはスーパーがあるが本土より値段が高い。観光産業に頼りきりなのもあり、コロナ禍では暮らしていくのも大変だろう。

野菜は高い!
乳製品も高い…
カメノテ。売れるのかな?

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