Me llamo Mami

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最近の記事

親を殴る

私が祖母の面会に週に2−3回行っていたことを知った母は、障害者の兄を連れて祖母に会いにいくようになった。 私が行っている事、知らなかったら何もしてなかったのに、世間体を気にしてなのか、行き始めた。私は許せなかった。 そして親を殴った。なぜ殴った? 性被害のこと、祖母のこと言ったら 「あんたは日本に帰ってきて金をせびりにきたんか?早く戻れ」 「41にもなってまだ性被害のことガタガタ言ってんの?」 本当に何もわかってくれないんだな。 ガタガタ言ってんじゃない。心が壊れて辛いだけ

    • 新たな出会い

      居住している国で今年の6月新たな出会いがあった。 大好きな街に行った時のこと。 いつものようにAirbnbを使い宿を取った。 今回は少し中心地から離れようと冒険。 バスで着き、歩いて宿に行った。(徒歩15分) オーナーに案内され予約した部屋に入った。 オーナーが外にあるもので使っていいものを見せてくれている時、隣に住んでいるカナダ人の女性が帰ってきた。 彼女が入ってきた時、太陽みたいな人だな、と思った。 すごい笑顔。ニコニコが止まらない。 そこから私たちはす

      • 兄に通報される

        障害児のきょうだいを持つ者をきょうだい児と言うそうだ。 前回書いたように、私には障害を持った兄がいる。 障害者を区別しているわけではないけれど、きょうだい児であれば誰でも疎外感を味わったことがあるのではないか。 親がきちんと障害児、健常児と区別せず愛情を持って接していれば別だけど。 私は障害者の施設でボランティアをしたこともあり謙虚な方がたくさんいるのも知っている。 だから兄のような人を見ると腹立たしくなる。 母は兄や男に忙しかったから、私は早く家から出たかった。

        • 片親で育っている子供たち、そして育った大人たちへ

          私自身、物心つく頃から片親で、そして障害者の兄がいる家庭だった。 母親は兄の方が大事なんではないかと思うくらい、兄に対しては一生懸命。 兄が入院していた時、小児病棟は面会で子供は入れないので私はいつも外で数時間一人で待たされる。 ずっと一人。先生や看護師さんが「お母さん待ってるの?」って聞いてくれるのが救いだった。 子供にとっての数時間ってとても長いのを大人は知っているのだろうか。 でも文句は言えない。心の中でなんでだろうって思っていても言えなかった。 きっと幼心