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「1122」をみた。夫婦、家族ってなんだろう

パーソナルコーチのMidoriです。
noteが書けなくなってしまって、夏の思い出から書こう〜と言って記事を出してから10日以上経ってしまった、、、
その後から旅行行って、旅行から帰ってきたらなんと熱出して、、、
とまあ小学生の夏休みのような過ごし方をしていました。
体調も回復したのでゆっくりとまたnoteを再開したい。

これはだいぶ前に書き留めていたもの。
多分これ以上は筆が進まないな〜なんて感じたからこのまま世に放ってみることにしよう。

🌻

Amazonプライムビデオで配信されている「1122いいふうふ」を観たらnoteを書きたい欲が出てきた。のでその欲望のまま、気ままに書いている。



1122 いいふうふ あらすじ




妻・ウェブデザイナーの相原一子(高畑充希)。夫・文具メーカー勤務の相原二也(岡田将生)。
友達のようになんでも話せて仲の良い夫婦。
セックスレスで子供がいなくても、ふたりの仲は問題ない・・・だけど。
私たちには“秘密”がある―。
それは、毎月第3木曜日の夜、夫が恋人と過ごすこと。

結婚7年目の二人が選択したのは夫婦仲を円満に保つための「婚外恋愛許可制」。
二也には、一子も公認の“恋人”がいるのだった。
「ふたりでいること」をあきらめないすべての人に届けたい―、30代夫婦のリアル・ライフ。
一見いびつで特殊な夫婦の関係に見えるふたり。だけど、結ばれて“めでたしめでたし”で終わる物語のその先は・・・?これは、「結婚」という〈ハッピーエンド〉の続きにある物語。

原作:渡辺ペコ「1122」(講談社「モーニング・ツー」所載)
脚本:今泉かおり 監督:今泉力哉

Prime VideoJP概要より


こんなパートナーがほしい


最終回を観終えたわたしは、そう思った。
ネタバレをせずにわたしの感想を書くのは難しいな、と感じつつ、そう思ったのが素直な感想。

でも、だ。
作中の2人だって最初からわたしが「いいなあ」と思えるパートナーではなかった。最後まで2人であることを諦めなかった。2人にとってのパートナーのあり方を模索し続けたからこそ、2人なりの関係性が築けたのだと思う。


家族ってなんだろう


「家族」であろうと互いに模索し続けようとしない限り関係性は簡単に壊れるのだ。

わたしは未婚であり、独身だ。

そんなわたしがなぜ「結婚しようとしまいと互いに模索し続けようとしない限り関係性は簡単に壊れる」と言い切れるのか。

答えはカンタンでわたしの両親、わたしの家族がそうだったから。

互いに模索し続けるのを諦めた者同士の婚姻関係、生活は地獄だ。
関係性はとっくに壊れているのに世間からみた時の「家族」という箱だけが残り、それをドールハウスのリカちゃん人形よろしく役割としてこなすという子ども時代を過ごした。

だから、独身だし未婚だけれど「互いに模索し続けるのを諦めた者同士の婚姻関係、生活は地獄だ」と強く感じる。

家族って、夫婦ってなんだろうか。

幾度となく考えた答えは未だ出ていないが、それを改めて考える機会になったのがこの作品だ。

そして、こんな2人のあり方はわたしが目指したい「家族」のあり方のように感じた。


一度壊れたら直せないは本当か


この作品を通して、自分が婚姻制度に疑問を抱きつつも、まだ囚われているようなところがあることにも気がついたし、一度壊れたものは元に戻せないと強く信じている自分にも気がついた。

でも、それって本当??

と新たな問いがこの作品を見終わった後、自分の中に残った。

「覆水盆に返らず」「壊れたものは直せない」を頑なに信じているのは、自分の家族を自分がどうにもできなかったという絶望やあきらめ、悲しみ、後悔にも似た気持ちがまだわたしの中にあることを指している気がした。

けれど、この作品を通して「それって本当?」という希望にも似た問いが湧いている。

戻せないかもしれない。直せないかもしれない。
けれど、壊れたところから新しい関係性を作っていくことはできるんじゃない?そんな感覚がある。


さいごに


あくまで個人の考えではあるが、婚姻制度にはやっぱり疑問が残るし、家族って血が繋がってなくても家族じゃない??とも思う。

制度にのっとっていないと家族になれないなんて、おかしくないか?とも思う。

けれど、

自分にとっての家族ってなんだろう、夫婦ってなんだろうを改めて考える良い機会になった。婚姻制度に疑問を持っていたり、パートナーとのあり方に関心がある人にはぜひ観てほしい。そして感想を聞かせてほしい。


画像はunsplashより





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