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No.2 コロナ禍の歌手活動

これまで デビュー以来いろんな音楽シーンで歌って来ました。
52年目を現役プロ歌手として生きています。
コロナ禍になってライブ活動はすっかり休止。
ワクチン接種を4回終了しても怖くて友人のライブも舞台もまだまだ不義理中。

都内は少し、感染者数が減ってきたのですが
減る前から
同業者の友人たちはすでにもうライブをやったり 会合へ集ったりしている人達もいるけれど「まだコロナ禍なのに・・・勇気あるなあ」と思っている私。

ライブというより私の場合はショースタイルなので ステージで動き回りフロアに降りて客席の間をぬって歌ったりしゃべったりするのが好きなので それが出来ないコロナ禍の中でのショーなんて私自身楽しくないのです。

コロナに感染した知り合いがいて治っても記憶障害などの後遺症を目の当たりにしているので感染しないに超したことないです。
私の弟子にもオーディションを勧められないでいます。

せいぜい定期検査等、仕方なく病院に行ったり 
買い出しに行ったり 
月イチの美容院に言ったりする程度で
旅行なんてとんでも無いのです!

ではFacebookかYoutubeでライブ配信をやれば?という人がいます。
どこでやるか?ですね。
弾き語りのミュージシャンならば自宅でも絵になるでしょうが
私の場合は小さな画面では収まりきれない「動き」があるので
リアルで見慣れてきたお客様にはちょっと物足りないかも。

そんなとき
それをクリア出来るSNSツールに出会いました。「クラブハウス」です。

クラブハウスで配信中
音声のみのSNSです。
2021年3月にアカウント登録をしたものの半年あまりほったらかしでした。何気にログインし何気に参加したルームで私の声を気に入ってくれた女性がプロフィルを確認したあと
「1月17日から5日間、自分のルームに出演していただけますか、ギャラは申し訳ありません。出ないですが」と丁寧なオファをくれたのです。
「自分の宣伝になるかな」と。
承諾しましたよもちろん。

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彼女のルームは歌手であればジャンルを問わないという趣旨であり
クラブハウスの中でもかなり人気のあるルームです。
インタビュー形式で進め あらかじめ渡した音源を数曲かけてくれました。
他にも出演者が3組ほどいるため 私の出番タイムは15分から20分しか出演しないのですがこれは「クラブハウスにてお披露目興行」とばかり5日間楽しく出演させてもらいました。

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数カ月後 周辺機器をそろえPCと接続し
ネット回線やサーバーの不具合やそういったものも乗り越え
JASRAC許諾番号も取得し
先月9月は2回とも大成功したカンジです。
まだまだオーディエンスが少ないのですが・・・
継続することがいずれはチカラになっていくので今月も準備完了。

毎回テーマを考えて配信中です。
6月:
「雨にちなんだ歌」
7月:
「オリジナルソング」と「ジャズスタンダード」
8月:
「オリビアニュートンジョンスペシャル」
「私の歌ったゲームソング Tekken 6 Yodeling in Meadow Hill」
「ミュージカルナンバー」
9月:
前半「スタンダードシャンソンとコアなラテンの名曲」
後半「ハーレムinNew York 私が2010年にアポロシアターで歌うまでの道のり」<ハーレムやアポロシアターにちなんだ曲特集>

✳️いずれもお届けした曲の半分は自分のボーカルです。
ほかのルームではまず現役歌手がここまでやっていないようです。
私がなぜ、こういう配信を楽しく出来るのか・・また書きますね。




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