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『闇・デザイン交渉術』 洗脳  #ダメ人間デザイナー の流儀

デザインをアウトプットできるのは誰ですか?
この問い対しての答えは
【デザイナー】これ、当たり前

でも、錯覚してしまう人がほとんど
依頼者も、デザイナーも勘違いしてる
あくまでも、アウトプットするのはデザイナーのお仕事
主導権はこちら側にある事を忘れないで。。。

交渉術:洗脳って?

デザイナーはターゲット(クライアント、社内会議の意思決定者、狙う消費者、現状のユーザー等 / 以下ターゲット)の要望に応えるのが仕事
そんなの、当然の事でしょ
でも、当のターゲットにはヴィジョンもなければ、方針も定まっていない
着地点を持っていないパターンが多い。。。

要望=答え
のはずだけど、そもそもその要望が曖昧なんで、答えは1つじゃない
だから、決まらない

なんか違う。もっと新しいものを。。。
こんな、フィードバックに悩まされない?
クソみたいな言葉に惑わされている
自分に嫌気がさす
そんな時に必要なのは、なに?

『ターゲットを信じ込ませる事』 
⇨相手から答えのカケラを引き出し
 相手に答えの手前までの情報を
 さらけださせる。。。
 相手を承認して、気持ちをオープンにする

そこで一言、今必要な物は『これ』
占い師と一緒
質問力、観察力、情報力、提案力
そのバランスで
相手にはっと気づかせる。。。
その時、そのアウトプットは既に依頼者の言葉になっている
『これ』をアウトプットできるのは、デザイナーの特権

ターゲットを落とし、洗脳出来た
もの・こと=いいデザイン

洗脳を失敗させないポイント①
ターゲットはクリエイターでも、デザインディレクターでも無い

色んなパターンで、ターゲットのフィードバックが返ってくる
なんか違う。もっと新しいものを。。。
そう言っている奴らは、ズブの素人だったり、時代遅れのおっさん、
自分を持たない中間管理職 等々。。。
自分のアウトプットに自信があるなら、そんな奴ら無視
違うと思うなら、もっと脇を固める
新しい物って言うなら、新しいと思わせる情報を伝える
相手が言っている事のほうが面白いと思わない限り、曲げない
大丈夫
あくまでも、出せるのは、デザイナーしかいない

洗脳を失敗させないポイント②
デザイン修正、変更は想定内。駆け引きを行う罠を仕込む。

皆さん、アウトプットしたアイデア、創作物、1stプレゼンで通った事ある? 
ゴルフで言う、ホールインワンに近い確率じゃない?
人の意見をすんなり全て受け入れる奴なんていない
逆にそういう奴ほど胡散臭い
ターゲットは必ず、何か自分をぶっ込んでくる
そりゃそうだ
だからこそ、相手を見る、めっちゃ質問し外堀を固める、いいねボタンを押し易いポイントを作る事が重要
いつも否定的な性格の相手には、完璧よりも、突っ込みポイントを置く
アイデアマンには相手のアイデアを入れれる余白を置いておく
ハニートラップを仕掛けて引き込んであたかもターゲットのアイデアが入ったかのようにして自分の意見を通す
罠は自分の良いように仕掛ける
ハマった時の感覚、心地いいよ

洗脳を失敗させないポイント③
ターゲットの言葉で伝えてあげる

本当は、伝えたい内容を自分の言葉で伝えたい
でもね、そんなのはマスターベーションでしかない
生まれも育ちも、世代も、性別も別々の人と関わるんだ
あなたが、アーティストで強い引きがあるなら別

デザイナーはそのターゲットの最適化
そうそう、これ言って欲しかった、これ言いたかった事
を色々な媒体を使って伝える伝道師
自分の言葉を翻訳する翻訳機を持って。。。
そうしたら、人にグサッと刺せるようになるよ

洗脳=おもてなしでもあると自分は思っている
#ダメ人間デザイナーの流儀  洗脳
いかがでしたか?
あなたの気持ち、お聞かせください。。。

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