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【生鮮、業務用スーパー、インストアベーカリーもある】ツルハドラッグ最大店舗 仙台新田東店リポート

ドラッグストア(DgS)の次の5年の主力フォーマットは、「フード&ドラッグ+調剤」である。生鮮食品、インストアベーカリーを本格導入したツルハドラッグ仙台新田東店の挑戦をリポートする。


冷凍食品の専門スーパーが集客に貢献している

2022年3月10日(木)、ツルハドラッグ仙台新田東店が開店した。売場面積はツルハ最大の622坪。食品スーパーのコープの閉店に伴い、改装・居抜き出店した物件である。開店直後は入場制限するほど混雑した。今後はツルハとして最大売上の店舗を目指す。

▲入口に買物カゴの「除菌ケース」と無料の「給水サービス機」を設置している

従来のツルハドラッグの約2倍の売場面積の大型店舗で、青果、精肉などの生鮮食品を本格導入した。外部業者と提携する「コンセッショナリー方式」ではあるが、精肉、青果はスーパーマーケット並みの売場面積である。総菜も実験的に導入し、将来的には鮮魚のラインロビングにも挑戦する計画である。

コープの居抜きなので、バックヤードには精肉、青果の加工・パックセンターもある。「ミニプロセスセンター」的な実験の意味もあり、同店でパックされた精肉、青果を近隣のツルハドラッグに配送している。

また、山崎パンのインストアベーカリーの機器を購入し、店内で焼き立てパンを提供することにも初めて挑戦した。

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