好きな人に「朝っぱらからカップラかよ」と言われ、ショックで痩せた私が得た人生の教訓
時は平成、おばあちゃんは
当時小学生(いつ?)だった私に
可愛い可愛いと言って沢山ご飯を食べさせてくれた。
フハハハ、ワタシ is 可愛い。
いっぱい褒めてくれるものだから、私は
"いっぱい食べる=肥える=可愛い=つまり私"
という非常にこじらせた方程式を完成させてしまった。
おばあちゃんはいつもかわいいなんて褒めてくれるから、自分の容姿に関して、何かしら思ったことは無かった。
こんなに喋っていて口内が脂肪に侵されているのに!
お風呂上がり、お腹で体重計見えなかったり、下が見えないせいで階段から転げ落ちたりしたことがあったくせに!!!!!!
そうあの日、歯茎にカップラのネギを挟めて学校に行くまでは___。
あの時、ちょうど席替えをして1週間足らず、
なんと意中の子が隣の席となっていたのだ。
(普段の行いのいい自分ありがとうありがとうありが)
教室に入り、
あ!おはよう〜と友達にいつも通り手を振った。
が、しかしここからが地獄の始まりだったのである。。
「ん?」「お前なんかついてね??」
え?
「何もついてないよ〜」とにへらーと笑ったものの。
否、歯茎に異常事態発生!侵入者を発見!ただちに除去せよ!と明らかに自分も異変に気付いた。
はっ
奴の正体に気付く
あれだ、朝食べたカップラーメンのネギ。
あいつが挟まってしまっていたんだ。
※ちなみに、なぜ朝からカップラ?と思う方もいると思うので、当時の私の一食を紹介すると、、、 朝ごはん+カップラーメン+チャーハン 夜ご飯+焼きそば+メロンパン
給食+おかわり+おかわり+飴
というデブの方程式を毎食完成させていた。
ちなみに、夜寝る前に食べる塩おにぎりは格別である
やばい、とらなきゃ、、と焦っているとプッと誰かの空気が弾けたのがきっかけに笑いが弾けた
「おいおいおい、もしかして朝からカップラ食べたのかよ〜www」
「これ以上蓄えたらどうするんだよ笑」
「つうかまじで痩せた方いいwww」
くっ、恐るべし小学生の言葉の刃…と思っていると、あれ、、、隣には、あの子がっっ!!!!
ハッとして斜め横を向くと
(あまりの出来事で直視はできない)
マンガでよく見るような鼻で笑ったような音が聞こえた。
意を決して目を合わせた瞬間、少し笑いで歪んだ彼の口から言葉が漏れた。
「朝っぱらからカップラかよ」
ぎ、ぎゃー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
クラス中が笑いの嵐に包まれた。
「それより、、、少しは落とせよな(多分体重)」
ザワザワと笑いに人が集まってきた。
その中心にいるのは誰だ誰だとみんながこちらを覗いてくる。
頭がぴこぴこ動いている様子に、
ミ、ミーアキャット…と当時思った。
いや、、いや、、、みんなこっちを見ないで!!!!
私の人生においてここまで良くも悪くも目立ったことはまだ一度も無かった。
何より目立つことが大の苦手だったからだ。
本当に消え去りたい、穴があったら入りたいが
きっと穴にハマってもっと無様になるからやっぱやめた、と考えた。
まず、カップラを"普通"朝から食べない事に驚いた。
みんな炭水化物×炭水化物の良さに気付いて…
じゃなくて…それよりもショックなのは…
好きな子に真顔でこんなこと言われる日が来てしまったこと。
「朝っぱらからカップラかよ」
朝からカップラーメンを食べることは普通ではない。
「それより、、、少しは落とせよな」
太っている=可愛いでもなかったのだ。
私は太っている、可愛くない、変わっている、太っている、太っている太っているの?太ってるか…………確実に太ってた
その日の夜、夕飯を食べる際、家族に相談した。私は太っているのか。と。
「太ってないよ〜笑 ほらいっぱい食べなさい!」
「そうだそうだ!育ち盛りだぞ〜!!!!!」
「うん!パクパクっ…」
っっじゃねーだろ!!!!!
こんな唐揚げなんてハイカロリーなもんマヨネーズつけてご飯2杯目とかき込むから太るんじゃん!!!
ご飯を口いっぱいに入れながら、コイツら悪魔だ!と心から憤ったことがある(父さん母さんすみません)
このままでは、私の一生は本当にダメになる。
何故か唐揚げを見ながら初めて危機感を覚えた。
そして翌日から
私の見返してやる(笑)ダイエットが始まった。
早朝:週2回早起きして1.5キロを目標に走る
朝:カップラーメンや焼きそばの炭水化物の足し算をやめて、米と味噌汁、他に副菜を意識して摂取
登校:徒歩だと15分の通学時間を走って8分に短縮
昼:ここは我慢するところでは無いと思い、給食安定の三回オカワリ
昼休み:バスケットボールを異常なほど本気動く (お陰様で割と良い成績を残せた)
午後の授業:お腹が空くため飴でしのぐ
(先生ごめんなさい)
放課後:スポーツ少年団に入っていたので、バスケを一層本気で励む(おかげで100mすごい速くなった)
夕食:お腹6割で夕食おわり。ハイカロリーなものはできるだけ避ける。30回以上噛んで食べる。
その後:筋トレやジョギングを行う。
言葉の力ってすげーなと思いつつ、
1年間基本的にゲリライベントが
発生しない限り(おばあちゃん宅への訪問による暴食)続けた。
めげそうな時は、歯についたネギをこっそり優しく教えてもらえるのではなく、大っぴらに言う奴しか友達が居なかった自分のガサツな性格と体型を呪って、
「絶対に内側も外側もキラッキラのモテ子になる!!」
とダイエットを続けた。
その結果…
当時身長140cm体重58kgだった私は成長期も相まって身長150cm体重45kgまでの減量に成功した!
↑自分としてはこれぐらいの気持ち
よっっっ、しゃあああああぁぁぁあああああ!!!
私でも、、、出来た。痩せられた。
私は歓喜した。(メ○ス風)
かの邪智暴虐な男たちを平伏せると誓ったあの日から
遂にこの日が訪れたのであるから____。
この時ら私の周辺の反応が変わったのは言うまでもなく、以前より人の反応が優しくなった。
精神的にも、物理的にも何か荷が落ちた感じがした。
そして、なんといってもびっくりしたのは男子の反応だった。ギャップというか、万年ぽよぽよで運動ができなかったわたしが、陸上やバスケの強化選手に選ばれ、顔もシュッとしたことにちょっとした"ギャップ"を感じたのか少しだけモテた。
これにより、女子の反感をかうことも増えたが努力した結果…。
コミットしたまでなのだ…と五右衛門よろしく自分で言い聞かせていた。
そして、肝心の好きな子はどうなったかと言うと、以前は真顔で喋っている時に視線が合わなかったが、視線もあい、笑顔で話してくれるまでになった笑
見た目って大事なのね…
痩せる、痩せないというよりかはあのネギが悪い気もするんだけど…
なにより今回痩せたことで"自信がついた"こと
それがもしかしたら、これから生きてくにあたって、とても大切になってくるのではないかと感じた
正直、今まで私は目立ったことがなかったと言ったが、それは自分が
何も成し遂げる力がない人間
だと思っていたからであった。
別に現状に不満はないし、失敗や変化を恐れてかわろうともしていなかった。太っていたからというよりかは、心がまだ幼かった。
それに、生きてきた中で実際に何かを成し遂げられたことがなかった。
小学校もまだ終わってない、マラソンもいつも途中で歩いてしまう。勉強は出来ないが、他の子も出来ないし関係ない。持続性が欠けていた。
しかし、今回ネギとカップラーメンとダイエットがきっかけとなり努力するうちに、
痩せること(目標)へ向かい継続して努力する力
私でも出来ることがあるという自信
問題に気づき、考え、実行する行動力
この3つのことが幸運にも身に付いた。
結果が偶然ついてきたことにより勇気が湧いた。
はじめて、自分で何かを成し遂げることが出来たのだ。
また、あれだけ苦手意識のあったスポーツに熱を入れ、休むことなく練習を継続してきた結果、好成績を残すことが出来た。たくさんの人にも認められた。
これは私が生き方を目標にしている韓国のあるプロデューサーの言葉だが、
過程が結果を作って態度が成果を生む
とはこのことだと思ったし、何かを成し遂げるということは生半可な覚悟じゃ出来ないんだなとも感じた。
少しの時間ではあるが、この時の努力の結果が今現在の私の雑草魂な生き方にも生きていると思う。
本当に本気で頑張った当時の自分を褒め讃えてあげたい。
あれ以降、たまに食の誘惑、仕事や部活動、辛い事なら避けて通っても、ここでやめても良いんだよと言う甘い言葉や考えに負けそうになる時もある。
しかし、そんな時は一度立ち止まって考えてみる。
本当にここでやめて良いのか、本当にもう限界なの
か。
そして、少し休憩すると、また進み始められる。自分のことを鼓舞してまた目標へ向かって努力できる。
もう私はちょっとやそっとのことでは挫けない。
私だって、やればできる。大丈夫なの。
やる事や場所が少し変わっただけ
私はもう昔のわたしじゃない