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幸福の本質

はじめまして。
ゆまです。
今回は、これから交換されていく10通の手紙が扱うテーマについて、お話ししたいと思います。


「幸福の本質」


これが私たちが扱っていくテーマです。

世の中がいくら変化しても変わらないものの本質をきちんと言語化して理解できるようになっていたい。そうすれば私たちは、今後もめまぐるしく変化を遂げていくであろう社会において、自分が何を大切にし何を切り捨ててよいのか、選択を迷うことはなくなると思います。

そこで今私たちが自分たちなりに理解したいのは、"幸せとは何か"という問いです。

私はこれまで、経済的豊かさのある日本に心理的豊かさの不足を感じてきました。
給料は十分にもらえているけれど、それは本当に自分がやりたい事?
そもそもやりたい事って何だった?

「本当に自分の心を満たしてくれるもの」を見つめることなく、誰かが「これをやっておけばいいよ」と言って与えてくれるものを実行していくうちに、それを見失っていく過程が現に存在しているように思います。誰かが敷いたレールや、大勢の言う正しさを頼りに、自分の意志を持たずに生きてしまう。
こうなる原因は、生きてくる中で身を置いてきた環境(教育現場や家庭、国)に原因があるのではないかと考えるようになりました。人は、環境に左右され染まっていくものだから。

そんな時目にしたのが、
世界幸福度ランキングトップ7に名を連ねる北欧の国の一つ、デンマークの幸福研究所が提唱する幸福の秘訣8つでした。

1.Trust(信頼)
2.Security(社会保障)
3.Wealth(富)
4.Freedom(自由度)
5.Work(仕事)
6.Democracy(民主主義)
7.Civil Society(市民の社会参加)
8.Balance(ワークライフバランス)

日本にはない幸せのあり方を感じる。
ここにはヒントがありそうだ。

ここで提唱される8つの秘訣を、私たちなりの解釈を交えて手紙という形を通じ、読み解いていこうと思います。