見出し画像

第3回 航空機内医療 ~JAL Doctorsの闇?~

みなさん、こんにちは!拙い文章にもかかわらず、いつも読んでいただき、ありがとうございます!さて、前回に続く第3回は国内の事例であるJAL/ANAの医師登録制度について触れつつ、最後にはJAL Doctorsの闇に触れたいと思います。あくまで邪推の域を出ない、極めて偏った私見であることをご考慮いただければ幸いです!

国内2大航空会社の医師登録制度とは?

JAL Doctors
・2016年2月より開始した、日本医師会とJALによる合同プロジェクト
・目的は機内で具合が悪くなった乗客に、いち早く医師が応急措置を施せるようにすること
⇒要は事前に登録した医師に、客室乗務員が直接援助を依頼することで、より迅速な対応ができるというわけです!
※実は医師が乗っていてどこに座っていることもバレてるみたいですが、そこには触れずに進めます(笑)
そんなに緊急度の高い疾患なら航空機内じゃ助からないのでは?という疑問の声もありますが、私は、それでも助かる命は必ずあるし(なんなら除外するだけでもご家族の安心につながるし)、システムを悲観的にとらえる必要は全くないと考えています。第1回の記事にも記載しましたが、実際に患者さんが(たぶん)良くなったのを目の当たりにしたときに、まぁ軽症だったのでしょうが、医師の存在の重要さを感じました。

ANA Doctor on the board
・2016年7月より開始した、ANA"単独"によるプロジェクト
・目的はJAL Doctorsと同じ
⇒ちょっと私の恣意的な書き方、気になっていただけましたか?(笑)
…つづいて2つを細かく比較してみます。

登録方法に大きな違いあり!JALはキナ臭すぎる!

①JAL Doctors
日本医師会会員となり、電子医師免許証を発行してはじめて、登録作業にうつれる
日本医師会年会費は卒後3年目の私なら82,000円。電子医師免許証発行にさらに60,000円の手数料がかかります。さすがに無駄すぎでしょう。言わせてください…

『人の財布で生きてる老害は早く消えてくれ!』

そもそも日本医師会に入るメリットを上記HPで自信満々に語ってるのですが、医師年金や医師賠償責任保険など個人でどうにでもなることや、クオリティの低い勉強会や旧体制のイベントへの参加権利、そして今時オンラインでいくらでも安くなるホテルの割引サービスなど……これでは創設者の北里柴三郎先生に申し訳ないですよ。自民党へのロビイストであり、利権たっぷり、腐ってる日本の縮図みたいな協会なんですかね。詳しくは知りませんが…。
こんなデータもあるほど、みんな「???」な団体なんでしょう。
・・・これ、完全に医師会の収益アップのためにタイアップしたとしか思えませんよね?
闇ですよ、闇
。老害団体が熱い魂を持った医師からカツアゲしようとしているワケです。
本題とズレちゃうのでこのあたりにしておきますが、各地域で開業する際にまたいろいろ年貢をおさめなきゃいけないクソシステムがあるんですよ…。
(しかし、関係ないですが、このプレスの際のCAさん…きれいな人だな…(笑) )
〇インセンティブとして、さくらラウンジを使用可能になる(医師ならベースで使える人も多いようですが・・・。私はいつも普通のカードラウンジのみw)

ん~。無料でオンライン日本医師会とかつくったらウケるかな?

②ANA Doctor on the board
〇医師免許+身分証明書さえあればオッケー!楽ちん!
〇ANAマイレージクラブの会員である必要あり
〇インセンティブとして登録時に3000マイルをプレゼント(非公開)
どう考えてもこっちでしょう(笑)
本来、インセンティブなんてなくても患者さんがいたら助けたいと思うのが多くの医師の思いでしょうから、インセンティブがどうこうより、登録のハードルが低いことの方がずーーっと大事なことだと思います。報酬なんてどうでもいいんです。

責任問題になったら助けてくれるの?

両航空会社ともに、故意と重過失以外は賠償してくれるそうです。が、細かい法的裏付けは一切記載なく、そもそも”故意"と"過失"は法的には全く異なるものであり、その解釈はCase by Caseになると思います。第1回で書かせていただいた「善きサマリア人の法」も含めて、しっかりとした法整備が整うまでは安心して利用できるサービスではないのかもしれません。

今後の予定

・機長、客室乗務員のリアルな声
・航空機内で出来る医療とは?
・海外の航空会社での事例
・医師たちの思い
・看護師、救命士などはルール外なの?

つらつらとまた文句ばっかり書いてしまいました(;^_^A
どうにかせんとイカン!という強い思いを胸に今後も活動を続けていく所存です。
応援?よろしくお願いします!

お願い?

国内のみならず、航空会社関連にお勤めの方や、もちろん医療関係者の方で、一緒にこの問題を解決したい!という方がいらっしゃいましたらコメントをお願いします!
航空会社の方は、機内訓練の際にぜひ呼んでください!一緒に訓練させていただきたいです!
「私、機内で助けられました!」という経験がある方もぜひお話をきかせてください!!!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?