アギュララ,D. C.が提唱した、危機〈クライシス〉を回避する要因
看護師国家試験まであと3週間ですね! 試験会場フィックスしましたか?頑張ってください
話題は、昨年の看護国試 第109回 から問題解決型危機モデルについて
アギュララ Aguilera, Donna C
不均衡状態を放置すると危機に至る
様々な危機(社会的あるいはライフステージ上の問題)に直面しストレスを受けると、身体的心理的均衡状態が不均衡状態に陥り、均衡回復への切実なニードが現れる。
不均衡状態から均衡状態への回復には、バランス保持要因が必要
バランス保持要因は、1)ストレスとなる出来事に関する現実的な知覚、2)適切な社会的支持、3)適切な対処機制(コーピング:ストレスに対処するためにとる行動)、の3つの要素であり、いずれも重要。
出来事に対する歪んだ知覚(出来事を歪んで認識してしまう)、周囲に適切な社会的支持がない(相談する相手がいない)、対処機制がない・あるいは不適切(どういう行動をとってよいかわからない)場合、不均等状態は維持され危機に陥る。
ストレスを感じたら、まずその出来事が現実的に認識できているか(自分の力でコントロールできるか)、相談できる人や頼れる仕組みはないか、ストレス回避のために何ができるか、考えていきましょう
以下を参考にしました
クリティカルケアにおけるアギュララの問題解決型危機モデルを用いた家族看護
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?