読書感想 パワーカップルに余裕はあるのか
今日は冬の日の貴重な晴れの日。
パートナーは「今日、外に洗濯物干せるんじゃない!?」と。
まだ外に出ていないので、きっと外は気持ちいいのだろう。
さて、今日も読書感想をしていく。
書籍「世帯年収1000万円 〜「勝ち組」家庭の残酷な真実〜」加藤梨里著」である。
以前、テレビで「年収1000万円ないと、結婚できない〜」
そんなタレントがいた。
それほど稼げる人はいないだろう、と私は思っている。
ということは、年収1000万円を稼ぐ家庭は、いわゆる「お金持ち」だということだ。
しかし、このお金持ちの年収1000万円の壁は、共働きなら一般家庭だと乗り越えるのはそんなに難しそうではない。ちょっと頑張れば、「お金持ち」の部類に入れる可能性が見えてくる。
共働き、いわゆる「パワーカップル」だ。
では、「パワーカップル」なら優雅な生活を送れるのか。
著者は「そうとも限らない」というのだ。
今日読んだ章「生活費 見落とされがちな「共働きにかかるコスト」」では、
『忙しさが貧困を生む』
と主張する。(勝手にそう結論づけた)
この裁量時間を伸ばすために、
民間学童
ベビーシッター
洗濯乾燥機などの家電
家事代行サービス
などを支出してしまう。
これで、資産の余裕は生まれるのか。
我が家は幸い、実家が「スープが冷めない距離」にあるので、祖父母にいろいろとお願いしている。
子どもの面倒など、本当に助けてもらっている。感謝。
ということは、介護の面倒を見ることは私の責務なんだろう。
んー。何でもトレードオフなんだなあ。
今日言いたいことは、「パワーカップルは余裕があるのか」をいう問いに対して
「元手は確かに多くいただいているが、胡座をかいているとすぐに枯渇してしまう。何に吸い取られていくかというと、「多忙感」だ。多忙感により、時間をお金で買うようになり、資産は貯蓄していかない。資産の余裕があることを油断することなく、心の余裕も持てるように、定期的に家族会議をしていくことが大事だ。」ということ。
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