![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/132211797/rectangle_large_type_2_08afd843953a6871e9f28290421abdc4.png?width=800)
読書感想 非認知的スキルは誰でも影響を与えられる
怒涛の三連勤からの、まさかの平日三連休。
「一人の時間ができていいね、、」とパートナーから妬みを言われる始末。
睡眠負債を多く抱えているので、まずはその借金返済からやっていきたい。
要するに寝まくる三連休にしようということだ。笑
今日も読書感想をやっていく。昨日に引き続き、書籍は「成功する子 失敗する子〜何が「その後の人生を決めるのか」〜ポール・タフ著 高山真由美訳」である。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/132211886/picture_pc_85316d42a2f733f84b58c12383784bde.jpg?width=800)
感想の結論はこうだ。
こどもは非認知的スキルを誰からでも影響を受ける。親から、学校の先生から、習い事の先生から、ご近所さんから、小児科医から。後天的に身につけられるスキルだから、周りの大人は諦めたらいかん。非認知的スキルがその後の人生に大きな影響を与えるから。
非認知的スキルとは、やり切る力、自制心、レジリエンス(回復力・しなやかさ)、好奇心、粘り強さを指す。
これらを持ったこどもが、HPA軸(ストレス対処システム)を機能させることができることができる。
そして、勇敢で好奇心が強く親切で賢明な成人になる可能性が高い。
別に上記の力を持った成人が全てだとは思わない。
だが、勇敢、好奇心が強い、親切、賢明のワードを持った成人が不幸せな人生を送っていることは想像しづらい。
周りの大人は、環境を整える必要があると私は考える。
本書で書かれていたのは、2つのことである。
刺激を受けたストレス対応システムをうまく管理して休止状態に戻す方法だ。人間の幼児でこのスキルにあたるのは、癇癪を起こしたあとやひどく怯えたあとに落ち着きを取り戻すこと(中略)慰めたり、ハグしたり、話しかけたりして安心させることのはずだ。
しかしエリントン(著者のこども)が大きくなるにつれ、大多数の親たち同様わたしも気づいたのだが、愛情やハグ以上のものが必要になった。規律、規則、限度などだ。はっきりとノーという人間が要る。そして、何より必要だったのが、子供に見あった大きさの逆境、転んでもひとりでー助けなしでー起きあがる機会だった。
(中略)
それぞれの失敗を学ぶ方法、自分の失敗をまばたきもせずにまっすぐと見つめる方法、自分がしくじった理由と真正面から向き合う方法を教えることだった。
これは親の責務のように語られがちだが、誰からでも環境を与えられることを肝に銘じたい。
とは言え親がやっぱりメインだよね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?