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読書感想 適正がムズイのだ

最近は、朝活をちゃんとやろう!と心に決めて、3日目。
何とか3日坊主にならずにできている自分を褒めたい。

今日も朝ランをしていると、、、
出勤に向かう地域の方の姿が見える。

「お盆休みなんてなく、今日も出勤か、すごいな」

といつもなら気づかない朝の一幕を知る。(たまたまかもしれないが)

こうやって経済は回っている、社会は回っているのだと、真面目に「有難い」としみじみ思ったのである。

さて、今日も読書感想をしていく。
書籍は、「行動経済学が勝敗を支配する 今泉拓著」

感想のまとめから。
「損失回避バイアスにかかっていることをまず知る。そして、そのバイアスを取り除こうとすると、もしかしたら良い結果をもたらすかもしれない。要するにリスクをとろうとすると上手くいくかもよということ」

どういうことか。

本書に興味深い研究結果が載っていた。
「プロゴルファーは年間1億円の損をしている」というデータだ。
特に、面白かったのが、バーディーパットとパーパットの成功率の違いについて。
結果は下記の写真の通りだ。


距離関係なく、バーディーパットの方が、パーパットよりも成功率は低いというもの。
何を表しているかというと、「バーディーで狙いすぎて、大失敗をしてしまい、パーも出ないことは避けたい」から、置きにいくパットになりがちだということである。

パーパットは、「これは入れないとボギー(損)になってしまう。何とか入れないと」と考えて、狙いに行くのである。

結果、パーパットの方が成功率が高いのだ。

本来、ゴルフは、最少打数を競う競技であるのも関わらず、「損したくない」という思いになり(ボギーは出したくないという思い)、最少打数を狙えないというジレンマに陥る。

さらになるほどと思ったのが、ゴルフの試合の終盤になればなるほど、結果が良くなるということだ。
通常、損失回避バイアスがかかっているゴルファーだが、終盤になると、ライバルのスコアに意識が向き、損失回避<勝利という考えになるために、結果が良くなるというものである。
多少なりともリスクをとる場面も出てくる。そして、結果が良くなる。

つまりは、適正なリスクを取ることが成功に繋がりやすいということが言いたいのだ。

しかしながら、この「適正」が難しい。。。
だって潜在的に大失敗はしたくない思いは強くもつ。

大失敗したときの恥ずかしさ、損をしたときの後悔、汚点を作ってしまった、黒歴史を作った自分でダメな人間なんだ。

これだけは避けたい。

でも結果は大失敗を怖がらずに、やってみることが成功率を上げるのだ。

じゃあこの適正なリスクはどう取れば良いのか。

私の考えは、シチュエーションによって変わってくるということである。
1つは、命を脅かすリスクは取らないこと。
2つは、犯罪につながるリスクは取らないこと。
3つは、この失敗だけは避けたいと判断できるときはリスクは取らないこと。

それ以外は、リスクをとっても良いと考える。上記の3点を外したリスクが適正なリスクだということと今は結論づけておこう。

さて朝活はどれだけ続くのか。これをやっていくためにも夜の活動をだらだらしないことが重要だ
今のところは、日中の時間の流れがゆっくりで充実感がある。
あとは、私の意思次第だ。泣

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