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読書感想 一般的な言葉に濁流に飲み込まれない

久しぶりの平日休み。
1番下の子が昨日、長起きしていたので、保育園登園時刻までゆっくり寝てから、送り届ける。
いつもだったら、7時には体が空くのだが、子どもの面倒を見ているといつの間にか9時過ぎ。
今日やりたいことたくさんあるのに。。。
休みの方が忙しいと感じてしまうのは、幸せなことなのかな。

さて、今日も読書感想をしていく。書籍は、「独学の地図 荒木博行著」である。

とあるYouTubeを見て、
「荒木さんの言っていることに首がもげるほど頷いたわー。どんなことを考えている人なんだろう。」
私とパートナー共に荒木さんに恋焦がれる会話をし調べて、すぐにポチった一冊。

感想の結論から。

「思ったこと、学んだことを言葉にする上で、一般的な言葉におさめようとしない。自分だけにしか出来ない表現で書き記す。そこに、ポロリと光り輝く、一生大事にする考えが生まれるかもしれない。」

子どもの学校で書いてきた学んだこと、思ったことを書きましょうワークシートを見る。

面白かったです。
楽しかったです。
いろいろ勉強になりました。
たくさん分かりました。

こんなテンプレよく見かけませんか?

これでは、自分と向き合えていないと私は思うのです。

考えることを放棄してしまっている。
一般的な言葉の濁流に飲み込まれてしまっている。

「私はここにいるのよ〜。」
と知的好奇心くんが叫んでいるのにも関わらず、濁流に飲み込まれてしまっている。
ゴボゴボゴボ〜。

そうなってしまう理由を考えてみる。

①そもそもあまり時間を与えられていないから。
先生:1分で書きましょう。
知的好奇心くん:無理です。

②脳のリソースが足りていないから。
体調不良、人間関係で心配なことがある、寝不足など。

③言葉の引き出しがストックされていないから。
「楽しい」、この感情を「楽しい」以外で表現できない。
例)ディズニーに行ったくらい楽しい。
  テンションが上がる。気分が高揚する。
  この楽しさを誰かに伝えたい。などなど。

これらの原因が考えられるから、一つ一つ潰していくと、自分なりの表現が見つかるかもしれない。
何のために表現力を高めていくかというと、
「自分の学びや思ったことは唯一無二だと気づくため」である。

かと言って、新しい発見だと豪語して、調子に乗らないようにしたい。
大体、私の思ったこと考えたことは、過去に誰かが間違いなく思っているし感じていることだから。

このバランス感覚、ムズイ。

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