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読書感想 メラトニンを生成する

ゴールデンウィークの谷間の3日間。
この3日間のど真ん中に週休日になっていて、何が言いたいかというと、まとまった休みがとれていないという嘆きである。

せっかくの休みで、外でいろいろな用事を足してこようと思っているところに、子どもの発熱。。。最近休みがこんな感じで使われてしまうのである。。。子どもに罪があるわけではないのだが、やるせないのである。嘆きである。

さて、読書感想を今日も行っていく。
書籍は、「熟睡者 クリスティアン・ベネディクト ミンナ・トゥーンベリエル著 鈴木ファストアーベント理恵訳」

まず、感想の結論から。
「熟睡するためには、メラトニンが必要要素。メラトニンが不足していると、アルツハイマー病を発症しやすいと言われている。要するに、熟睡できるように心がけることは、アルツハイマー病を抑える効果があると言うことである」

月並みな結論になったが、月並みな私にはちょうどいい感想である。

「A=B B=C つまり、A=C」という三段論法でまとめてみた。(合っている?)

大事な因子であるメラトニンの説明から。
メラトニンの分泌の役割は大きく2つである。

メラトニンが放出されると、パトロール隊は「秩序維持に取り組む時間だ、問題がおこっていないか確認しにいくぞ!」と活動を本格化させる。
さらに、メラトニンはもうひとつ作用をもつ。
腫瘍はエネルギー需要が高く、成長のために血糖(ブドウ糖)を必要とする。より多くの糖質を簡単に手に入れようと、腫瘍は様々な物質を放出し、腫瘍から血管網へと血管を伸ばしていく。そしてブドウ糖の供給拡大に成功すると、がんは転移をし体中に広がっていく。
しかし賢いメラトニンは、新しい血管の成長を抑制することで、がんの計画に歯止めをかけるのだ。

熟睡者

要するに、メラトニンの役割は①秩序維持のためにパトロール活動をする ②新しい血管の成長を抑制することでがんの計画歯止め である。

そして、アルツハイマー病について。
脳内の老廃物である「アミロイドβ」が一晩寝不足で5%増えると言われている。
このタンパク質はアルツハイマー病の要因である可能性が指摘されていて、いかなる場合にも脳内に沈着させるべきではない。

メラトニンの役割①秩序維持のためにパトロール活動をする が、脳の老廃物の「アミロイドβ」に感知するのだろう。このホルモンがあることで、感知し、睡眠を促し、解消へ向かうことになるのではないか。

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