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MacとiOSでPythonのプログラムに挑戦してみた

原因不明の故障 

理由はわからないけど、ボクのNASが壊れた。

Pythonでプログラミングしていたボクには致命的だ。

資本主義に挑戦するには、マーケットの分析ツールを独自でプログラムする必要がある。

でも、今からWindows用のPCを買うにはお小遣いが足りない。ましてや、病気休養から復帰したばかりで医療費もかかる。

手元にあるMacBookと携帯電話でプログラムをするしかない。

悩んでもしょうがない。手元の携帯電話を使って、資本主義に挑戦しよう。

ゼロからの出発

壊れたNASは直せなかった。あれは、仮想ウェアや人工知能研究ができるボクのとっておきで、環境構築に30万円ほどかかった。だから、やり直すにはお小遣いだけじゃ足りない。

正式名は「Network Attached Storage」ですが、通称「ネットワーク対応HDD」とも言われ、ネットワーク=LAN(有線でも無線でもOK)に直接接続するHDDで、ファイルサーバーとして活用する専用機器のことです。バッファローでは、ホームネットワークに手軽につなげるNASを、選べるラインナップでお届けしています。

ボクが考えたのが、昔に動画編集用として使っていたMacBookでプログラムすることだ。容量は少ないけど、Pythonの簡単なプログラムを動かすことはできるはずだ。

macOS Catalina には、Python2.7とPython3.7がプリインストールされています。しかし、プリインストールされてるバージョンはかなり古く、利用はおすすめできません。別途、あたらしいPythonをインストールするのが一般的です。
Python公式サイトではmacOS用のインストーラを用意していますが、ここでは、Homebrew を使ったインストール手順を紹介します。
Homebrewで提供されるPythonは自動的に新しいバージョンに更新されます。決まったバージョンのPythonが必要な場合は、公式サイトのインストーラも併用すると良いでしょう。

色々やってみたけど、MacBookにPythonを導入する一番簡単な方法はAnacondaをインストールする方法だった。WindowsでPythonのコードを書いていたときも、環境構築するときはAnacondaを導入するのが一番簡単だった。

Anaconda(アナコンダ)とは、データサイエンスに特化したプラットフォームで、データサイエンスに適したライブラリや便利な機能を有しています。

Anacondaの中には、PythonやRなどのデータサイエンスに良く利用される言語のライブラリも含まれています。Anacondaに含まれるライブラリの詳しい説明は、「Anacondaでの外部ライブラリ一覧と管理」を参照ください。

なにより、Anacondaの利点は、マーケットの投資データを分析できる。とくに、データフレームを作るpandasや、多様な数値計算ができるnumpy、APIを動かすには必須といっていいrequestsといったいったソフトウェアが使えるからだ。

 APIとは「アプリケーション・プログラミング・インターフェース(Application Programming Interface)」の略称です。一言で表すと、ソフトウェアやプログラム、Webサービスの間をつなぐインターフェースのことを指します。 

携帯電話でPythonを動かす方法は、Pythonista3というiOSアプリを使う方法だ。有料アプリて1220円と少しお高いけど、PCを買いなおすより、ずっと安い。これをインストールすればiOSでもPythonのコードが書ける。

冒頭にも書きましたが Pythonista(パイソニスタ)は、Python のコードを iPhone や iPad で簡単に実行できるアプリです。

Pythonista は、Python のコードを実行できるだけでなく、Python 用のとても便利なコードエディタ(Python の関数や変数などを自動で補完してくれます)が付いていますので、iPhone でもサクサク Python コードを書くことができます。

Pythonistaは、Pythonを拡張するpipもインストールできる優れものだ。pipはPythonで書かれたパッケージソフトウェアの管理システムで、下で引用しているrequestsなんかの便利なソフトウェアが入っている。
pipの導入の方法は、適当にpyファイルを一つ作り、右スライドさせてコンソール画面を出し、下のコマンドを入れる。
ちなみに、MacでAnacondaを導入すればpipも一緒にインストールされる。

import requests as r; exec(r.get('http://bit.ly/get-stash').text)

インストールが終われば、Pythonista3を再起動させる。launch_stash.pyというファイルが新しくできているから、コンソール画面で下に書いたコマンドを入れるとインストールできる。ボクが作るプログラムにはAPIを扱うことが必須だから、APIも含めてweb上のデータを扱えるrequestsをインストールする。

pip install requests

これで、ボクの作ったコードがiOSでも動かすことができた。準備は完了だ。動かすとこんな感じで、プログラムが動いているのがわかる。
下の画像のようにボクのプログラムがビットコインのチャートを読み込んでいるのがわかる。さあ、資本主義に勝つにはどんなプログラムを組めばいいだろう?

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