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声色を変えて人と話すことを妄想してみた

行動の幅を広げる 

監視されていると妄想していたボクは、監視者から逃れて行動する方法を考えた。

それは、考えたことをインターネット上に公表することだ。

どんな秘密情報でも公になれば、その価値はなくなる。

だけど、公表する前に握りつぶされてしまえば意味がない。

そこで、架空の人物になることを考えた。
声を変えるのはその一歩だ。

声紋とは何か

人間の声は、指紋と一緒で、同じものはないらしい。音声を三次元解析して現れる波形を声紋というそうだ。電話で人と話すとよくわかるけど、声で誰と話しているかだいたいわかる。

人間の声というものは様々な周波数の音の集まりで構成されています。人間の声を、どの時間に、どの周波数の音を、どれくらい含んでいるかをソナグラフという機械で視覚的に三次元表示したところ、指紋のように人それぞれ異なった紋様とし
て表すことができました。そこで、先代所長が「指紋」が指の紋様なのだから、声の紋様を「声紋」と名付ければわかりやすいと考えたのです。それから約25年経過して、ようやく一般の方まで「声紋」という言葉が浸透していきました。 

ボクは、第三者から監視されていると思っていた。最近の身分確認で多いのは電話での本人確認だ。電話での本人確認の項目は、生年月日を聞く方法が多い。犯罪捜査でも、今も昔も電話回線を通した声の識別は多いそうだ

犯罪捜査上での個人識別では、電話回線を通した声の識別が多く、その録音には電話の音声以外の雑音を除去できるように、ローゼットからコンデンサーを介して直接録音する方法、カプラーを用いて受話器から録音する方法、電話ピックアップコイルを用いて録音する方法、電話専用録音機を用いて録音する方法などがある。このようにして録音した資料を基に、声紋の個人識別を行っている。声紋の個人的特徴を識別するには、聴取試験、声紋採取、声紋比較などを行い、両者の声紋の再現性、特異的な位置の一致などが数多く存在すれば、両者の音声は同一人の音声と判断される。声紋の個人識別はかなり高い確率で識別可能である。なお、最近ではコンピュータを用いた自動話者識別の研究が広く行われ、自動的に話者の識別を行った例も報告されている。
[杉江秀明]

そこで着目したのは、声優のように声の質を自由に変えることのできる能力だ。今回注目したのは今年2月23日(火)放送の『林修の今でしょ!講座』の声優梶裕貴さんの声紋鑑定だ

* 声優・梶裕貴が23日放送の番組で、声の科学的な検証を受けた
* 録音した10キャラクターの声が「すべて別人」と鑑定された
* 声紋がばらばらで、科学者は「普通の人にはとうていできない」と話した

もし、声色を完全に変えれば、監視者の目を誤魔化して行動できる幅が広がる。では、声色を完全に変えるにはどうすれば良いだろう。

声でバレない方法

絶対にバレない声色は、別の性別の声を出すことだ。でも、男性が女性の声を、女性が男性の声を出すことは難しい。男性が女性の声を出す方法で有名なものは、メラニー法という発声方法だ

メラニー法のメラニーは
アメリカに在住の開発者である
女性の名前が由来となっています。
 
彼女の名前はMelanie Anne Phillips
Melanieという名前が
そのまま使われています。

人間の喉を楽器のように見立てて、声帯の一部だけを鳴らす技術がメラニー法だ。男性は女性よりも声帯が長い。だから、低音の弦を使わずに高音だけを鳴らすことで、女性の声質を作る。

メラニー法の出し方として
まず意識をするのは喉を細め、喉ぼとけを使わないで発声をすることで女性の響きにさせることができます。

一方で、女性が男性の声を出すのは難しいそうだ。なぜなら、女性は男性よりも声帯が短いからだ。そこで、女性が低音を出すのに使われる技術がチェストボイスだ。

「チェストボイス(胸声)」とは、しっかりと胸に響かせた地声のことです。
「チェスト」は「胸」という意味で、胸に響かせることでどっしりとして安定感のある印象を与えます。
チェストボイスを使いこなすだけでも、低音に芯がある歌声になり、歌を上手く歌えるようになるのです。
歌だけではなく、普段の話し方も堂々とした雰囲気になるため、会話や人前で話す場面でも役立ちますよ。

チェストボイスは、メラニー法と逆に喉を閉めないで、胸から響かせる
ところで、海野弘のスパイの世界史によれば、歴史に登場する有名なスパイには、性的少数者などマイノリティが多いそうだ。戦中にスパイとして逮捕された川島芳子も男装の麗人だった。彼女の声はどうだったんだろう。

男声はいわゆる「低音ボイス」に分類されます。

低い声を安定して出すコツをつかむには、胸の辺りを響かせる「チェストボイス」をマスターすることが最重要です。

胸部に手を当て高い声と低い声を出してみると分かると思います。

高い声と比べて低い声を出す時は、胸部が強く振動しているはずです。

お腹に力を入れ喉を閉めないように気を付けながら、より胸部の振動が強くなるように声を出す練習をしてみましょう。

これらの発声方法を日々トレーニングしているのは、LGBTQの人たちのうち、もっぱらトランス・セクシャルと呼ばれる人たちだ。トランス・セクシャルは、社会に違和感を持たれないように努力をしている。彼ら彼女らが言うには、声帯は楽器のようなもので、訓練で声色を変えることができるそうだ。

〈声帯はどのようにして振動するのでしょう?〉
音の鳴るもの、まず楽器で考えてみましょう。弦楽器では弓で擦る(バイオリン)・爪ではじく(ギター)・鍵盤楽器ではハンマーで叩く(ピアノ)ことで鳴らします。打楽器ではバチで膜や木・金属を叩きます。木管楽器ではリード(薄い板)を呼気流で震わせます。金管楽器では呼気流で唇を震わせます。このように音源を振動させるにはそれ相応のエネルギー(駆出力)が必要です。
さて、声帯はどうでしょう。唇を震わせる金管楽器やオーボエのような2枚リードの木管楽器が一番近いようです。肺からの呼気が気管を通って声帯の間(声門間隙)を通りぬける時、声帯を振動させます

ところで、ボクも声色を変えて録音してみた。録音した音声は、黙示録第6章第1節と第2節を吹き込み、音声noteとしてアップしている。みなさんにはボクの声がどんな風に聞こえるだろうか。

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