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歴史の修正力で過去が改変されたときマンデラ効果が現れる

ボクの共時性 

オリンピック関連の不祥事が続いている。この不祥事は担当者の調査不足が原因だから因果が成立している。

因果関係がないのに、連続して似た現象が起きることをシンクロニシティとか共時性という。
今まで、ボクはシンクロニシティを経験したことがなかった。でも、精神病を患ってから、シンクロニシティを感じることが立て続けにおきた。

 シンクロニシティは「共時性」とも訳され,複数の出来事が非因果的に意味的関連を呈して同時に起きる(共起する)こと,である。シンクロニシティの正確な理解は難しい。何故なら,「出来事」,「因果」,「意味」,「同時」とは何かについて,議論が必要だからである。言い換えれば,解釈の余地が残されている理論である。

シンクロニシティは、脳がバラバラの事象を強引に関連性があると解釈してしまう現象かもしれない。

ボクが体験したシンクロニシティを書いておきたい。ボクは5月から精神病を患い、5月24日に大地震が起きると妄想した。

その理由は、4歳になる息子が、やけに地震に関する動画を見たがったからだ。そして、息子が無作為に見たがる動画の中に気持ち悪いほど「5」と「24」が現れたからだ。

そして、何の根拠もなかったが、ボクはこの日に地震が起きると信じてしまった。精神を患っているボクの脳は、バラバラの情報を強引に地震へと結びつけてしまったのだろう。

でも、そう考えてしまうと、オカルト的には面白くない。それに、偶然にしては出来過ぎだという事象もあったりする。そこで、シンクロニシティについて考えてみたいとおもう。

「偶然は事象を積み重ねにより起きる必然である」などとも言われているが、偶然として片づけてしまうにはあまりにも奇跡的で、あまりにも運命的な10の事例が特集されていた。頭の中でぐるぐる回っていた曲のサビの部分を、口ずさもうとしていたら、まさにその瞬間、一緒にいた友達に口ずさまれたっていうレベルじゃないほどのミラクルっぷりだ。
思わず背筋がゾっとするものから、何か超常的な力を感じるものなど様々だ。

時間と金太郎飴

シンクロニシティと時間には因果関係があると思う。それに、ボクは魂は時間を逆行すると考えている。では、どういう条件で時間を逆行するのか。一般相対性理論では重力によって時間が伸び縮みするとされている。それでは、重さがマイナスだったらどうなるだろう。

負の質量は、加えられた力と反対の方向に加速されるなど、いくつかの奇妙な性質を示す。例えば、負の慣性質量と正の電荷を持つ物体は、負の電荷を持つ物体から遠ざかる方向に、正の電荷を持つ物体に近づく方向に加速される。これは、同じ電荷の物体は反発し合い、異なる電荷の物体は引きつけ合う通常の規則と反対である。この運動から、いくつかの奇妙な結論が導かれる。例えば、正質量の粒子と負質量の粒子の混合気体は、正質量の成分は、温度が際限なく上昇し続ける。しかし、負の質量の成分は同じ割合で温度が下がり続けるので、やはりバランスは保たれる。負の質量を持つ物質は、一つ以上のエネルギー条件を破りうる。
常識的な方法や“通常の”物質の期待される振る舞いを完全に対立するにも拘らず、負の質量は数学的に完全に無矛盾であり、物理的に運動量保存則やエネルギー保存則の破れを引き起こさない。この概念は、ワームホール理論などの思考実験的な理論に用いられる。この種のエキゾチック物質でよく知られているものとして、カシミール効果によって作成された仮想の負の圧力密度場がある。

最近の研究では、質量がマイナスになったら逆向きに加速するらしい。そして、それは非常に不安定だそうだ。一般相対性理論ではマイナスの質量なら時間は逆行するんだろうか。

有効質量が負になった流体──この状態にある流体は、ポジティヴな力を加えると、流体はその力とは逆の方向に加速するのだと、フォーブスは「負の有効質量」の奇妙なふるまいについて説明する。
この流体の「自己束縛」は、シミュレーションの右進行部分に位置する「負の質量」領域にある流体の外向きの圧力が、逆方向であるその中心に向かって加速されることで起こるという。「負の質量」をもつかのような流体のふるまい、そして流体の「自己束縛」は、最終的にはラマンレーザーに起因するものだ。言い換えれば、このレーザーは、原子の雲が外力の影響を受けたとき、それらを“間違った方向”に押すことになるのだという。

「別の興味深い特性は、質量が負になると、流体が不安定になり、大きく振動し始めるということです。イメージとしては、液体の入ったカップを車に入れて運転するような感じです。車が加速すると、カップ内の液体は車の加速に反応して僅かに後退しますが、劇的な変化はありません。加速している車の力は、カップを通して流体に伝わり、流体は車と共に加速します。しかし、車のスピードが上がり、負の質量の領域に達すると、液体はカップの後方に突然はね上がって、この不安定性のために激しく泡立つのです。最終的に、流体が十分な速度で移動し、負の質量領域を超えると、このモーションは再び緩やかになります──この部分はまだ実験では確認できていませんが、シミュレーションでは見てきました。とても奇妙なふるまいだと思いますね」

そもそも、時間とは何だろう。物理学ではリンク先の方がおっしゃっているように金太郎飴を例えにするとわかりやすい。物理学で考える時間とは任意の場所を切り取った金太郎飴のようなものだ。

自分とは、時間方向に引き伸ばされた金太郎飴のような存在なのである。自分という実体が時間とともに変化するのではなく、時間方向に少しずつ異なった自分の姿が存在する。

人が実体だと錯覚する自分は、金太郎飴を切った断面に現れる顔でしかない。時計もまた時間方向に長く伸びており、針が3時を指す時計と「今は3時だ」と思う金太郎の顔が、同じ時刻に並んでいる。

そして、微小なスケールを扱う量子力学の世界では、歴史が改変された場合にパラレルワールドが起きるかもしれないと考えているようだ。

量子力学というのは微小なスケールを扱う物理学の一領域である。原子レベルかそれより小さい粒子は日常スケールの物体とは大きく異なる振る舞いを見せることがあるのだが、そんな実験結果を説明するべく、粒子は波としても振る舞うという「奇妙」な仮定を置いているのだ。
量子力学はこの記述を試みている。その中ではヤングの二重スリット実験など、粒子が同時にいくつもの場所に存在しているかのように見えることがあるのだが、その理由についても説明している。
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粒子がどこにどれくらいの確率で出現するかという情報は「波動関数」というもので記述される。しかし波動関数は観測が行われると変化し、例えば粒子としての位置が観測されると「粒子がそこにのみ存在する」という情報を持った関数に変化する。しかし無限の平行宇宙が存在するとする多元宇宙理論ではそうではなく、観測すると、起こりうるそれぞれの観測結果を持つパラレルワールドができるというのだ。

だけど、量子コンピュータを使ったシミュレーションでは、過去を改変された場合、元の状態に復元しようとする働きがあるようだ。つまり、パラレルワールドはできるかもしれないけど、過去を改変したときに元の状態に復元しようとする力も一方で働くということじゃないだろうか。

シニツィン氏らが知りたかったのは、不確定な量子(ここでは重ね合わせ状態にある「量子ビット」)にもつれを作り出す相互作用を逆転させ、そこにバタフライ効果のタネを組み込んだら一体どうなるのかということだ。”その後”の未来は”元々”の未来と変わってしまうのだろうか?

具体期にはIBMが開発した量子コンピューター「Q」を使い、論理ゲートにいくつものもつれた量子ビットを通過させ、その現在の結果を確定する。

次いでそれを逆にシミュレーションして過去にさかのぼり、どこかの時点で一部だけを観測。こうすることで過去の量子ビットを部分的に確定してしまう。

もし量子の世界にバタフライ効果があるのならば、再び現在へ向かってシミュレーションしたときに、部分的な変更はさらなら変化を生み、最初の状態には戻らないはずだ。

ところが、このシミュレーションの結果、量子の世界ではバタフライ効果などないことが判明したという。

研究グループの推測によれば、量子ビットのもつれた歴史は、すぐに撹乱されてしまうデリケートな変数の集まりなどではなく、正確に未来を保存している。過去への旅が複雑なものになるほど、量子ビットはすでに起きた未来の情報はそのままに、断固として元々の現在へと戻ろうとするのだそうだ。

SFでは、こういう元に戻ろうとする現象のことを歴史の修正力と呼んでいるらしい。ドラマ版の「Jin-仁」であった現象だ。

今回はタイムトラベルもののSF作品でおさえておきたいポイント、「歴史の修正力」について解説します。

はじめに言ってしまうと、コレ、「仮に過去を変えたとしても、元の歴史と似たような何かが代わりに発生し、結局歴史は大きくは変わらない」というものなんです。

洋画やSF好きな人なら、案外普通に知ってたりするものですが、厄介なことに作中できちんとした説明がされることまずありません。

この歴史の修正力がどれほどの力を持っているかわからない。ボクはヒントになりそうなオカルトの現象であるマンデラ効果に興味を持った。もし、マンデラ効果が歴史の修正力の結果なら、少なくとも一人の人間の生死を変更できるんじゃないか。

マンデラ効果とは「マンデラ・エフェクト」とも呼ばれる現象で、本来起きていないはずの出来事の記憶を不特定多数の人が持っている状態を指します。
一説では、パラレルワールドで起きた現象、もしくは過ごした記憶が現世の記憶に影響を及ぼしたとも言われます。

ボクは、シンクロニシティは、未来の歴史を選択しやすいように働く歴史の修正力じゃないかと考えた。ときに人は、色々な現象から神様の意思だと感じる時がある。まさに、シンクロニシティは修正力の作用であり、マンデラ効果はその修正された結果じゃないだろうか。
そう考えると、未来は、一部の変更ができるけど、ほとんど確定している。

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