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余計な仕事

私の隣の席の先輩。

今日は、珍しく、機嫌が良さそう(笑)。

殆んど毎日、深夜残業の彼女。

仕事が丁寧過ぎるのです…。

「花甘露さん、やっつけ仕事はいけません!」

少しでも書類がずれていたら、大騒ぎ。

以前私が居た職場は、書類がナナメであろうと、印鑑がずれていようと、ひたすら数をこなせば、それで良しとされていました。

時には、公的機関に電話をして、「この書類、要らないですよね?」などとねじ込んで、おまけをしてもらう事もしばしば。

とにかく、余計な仕事はどんどん省いて、結果だけを追求。

今の会社は、何でも原則通りに仕事をやらないと叱られてしまいます。

お陰で、相当な時間を取られてしまいます。

「クリップの位置が、何ミリずれています!」

「書類は、美しく仕上げましょう!」

先輩のこだわりは、相当なものです(笑)。

我々の仕事は、書類を美しく仕上げても、何の得にもなりません。

とにかく、必要最低限の事が書かれてあって、その文字が読めれば合格点なのです。

先輩が指導している他の後輩は、疲弊気味。

座席にホワイトボードを張り付けられてしまった後輩もいます。

「ここに、あなたが今日行う仕事を全て書き出しなさい!」と先輩。

ただでさえ忙しいのに、後輩は、ホワイトボードを1時間以上も睨み付けていました…。

( ̄▽ ̄;)~

もう、言葉も無いのでした(笑)。

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