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必要とされる癒し系

今日は、アレルギー治療のため病気へ。

私は、完全に主治医の先生の愚痴の聞き役。

いつもの様に、診察の順番を1番最後に回されてしまいました…。

そして、診察室に入ると…。

「最近、物価高で実質賃金が下がってさ~」

「経済的に苦しいから、アルバイト先の病院を増やそうと思うんだよねー」

「でも、体がキツいな…」

「仕事量は増えているのに、給与は上がらないんだよなー」

凄い勢いで話し始め、肩を落とします…。

ちなみに、私はこの先生の年収を知っていますが、お医者さんにしては少ないかと…。

(ところで、私の診察の方はどうした?)

1人で喋り、1人でどん底気分に突入して行く先生。

やがて、勝手に満足した先生は、診察を終了。

彼、ロン毛で、髭は延び放題。

お風呂にもあまり入っていない様子。

半分、やけくそ的な様相を呈しています…。

(変な先生…)

それでも、患者からは信頼されている模様。

(一体、どうなっているんだ?)

どうやら、お医者さんにも、自分を癒してくれる人が必要な様なのでした…。


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