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職場平和のために

今年から私がお仕えすることとなったボス。

「私の仕事は、誰よりも歩いてお客さんを獲得して来ること!」

そう、言いました。

このボスは、全く実務を行いません。

ひたすら、ひとつの事(顧客を獲得する事)に集中しています。

従業員の定着率が高い職場は、ボスも楽。

これまで私が働いて来た職場は離職率が高く、ボスも実務をやらないと破綻をきたしかねない状況でした…。

営業プラス慣れない実務を行った結果、イライラが募り、従業員に八つ当たり。

ボスのミスは従業員のミスとされ、謝罪に行くのも従業員。

「つべこべ言わずに、さっさと謝って来い!」

ボスの命令が下ります。

とりあえず、謝ってはみるものの、何をどう間違えて謝っているのかは、謎。

これでは到底、お客さんを納得させることはできません。

そのうち、お客さんは気が付きます。

「あなた(従業員)のミスではないのですね…」

そして、ボスに直接クレームが…。

すると、ボスが怒鳴り散らかします。

「オマエがちゃんと謝らないから、こうなるんだ!」

アホらしくなった従業員達は、次々と職場を脱出。

また慣れない実務をやって失敗するボス。

懲りずに、従業員を罵倒して、うさを晴らします。

せっかく雇った新人もこれを見て、早期退職。

今回転職してみて気が付いたこと。

「経営者自ら実務をやっている職場は、ロクでもない…」

皆がそれぞれの役割に集中するのが、平和な職場環境を保つコツなのかも知れません。

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