愛されるという事

職場移籍に伴って、後任者の指導を始めました。

彼女の言動や物腰から、かなり苦労してきた匂いがしました(笑)。

表情は硬く、盛んに「かしこまりました!」を連発。

(どうにかならないのかしら・・・?)

もっと、自然体でいてもらいたいのでした。

そこで、私の隣の席の先輩を誘って、後任者と3人で食事をする事に。

「私、モテないのよね~!」が自虐ネタの先輩。

そこで、私。

「色気と神秘性が足りないんじゃない?」

「2人で漫才のコンビでも組む?」と返してみました。

すると、初めて、後任者が心から笑った様な気がしました・・・。

それから、彼女の表情は少しずつ、自然なものになってきました。

本当に人に可愛がって貰うには、作った自分では駄目なのです。

自然体でいると、嫌われることもある。それは、十分承知しています。

でも、そんな自分を受け入れてくれる人達からは、心から愛される。

無難に生きて行くのも、ひとつの選択ですが、それでは結局、本当に愛されることは無いのだと、私は思うのです。


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