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お門違いな頼み事

職場移籍に伴い、未経験分野の仕事に取り組むことになりました。

この仕事が出来ないと転職が厳しいので、何としてもマスターしなければなりません。もし、マスターすれば、選択肢が広くなります。

前任者からの引継は、たったの2日しかありませんでした・・・。

引継を終えた前任者は、さっさと逃げる様に退職。燃え尽き症候群でした。

何個ものエクセルシートを加工しながら、複雑なCSVを作成し、あるシステムに取り込みます。

本来、私の仕事は、データー加工などではありません(笑)。

ある専門職なのですが、最近は何でもPCで仕事をしなければなりません。

前任者が使っていたエクセルに、どんな計算式がどんな根拠で入っているのかを理解しなければ・・・。

一日中、計算式と格闘しています。

多分、教えてもらえば、あっと言う間に理解できるのでしょうが・・・。

前任者の残したファイルを片っ端から開いて、毎月どんな流れで仕事をしていたのかを、自分で考えなければなりません。

困った事にこの仕事は、ボスですら、きちんと理解できていないのでした。

この職場で、この仕事を完璧に仕上げることが出来る人が居ないという恐怖・・・。

何故か頼みの綱は、私の父。

「お父さん~」と呼び掛けると、なんか嫌な予感を察知する父(笑)。

(使えるものは何でも使って、なりふり構わず、成長するのだ!)

実は、私の父。この仕事を手作業でやっていたことがありました。

でも、私とは全く違う職種の人ですが・・・。

とにかく、数字に強くて理解力も抜群の父。

休日に親子2人して、計算式の解読に挑む羽目になるとは・・・。

こういう時、「この人が自分の父親で良かった」と、しみじみ実感するのでした(笑)。


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