見出し画像

心優しき男性の告白に皆が困惑・・・

今日は、午前中、ボスがテレワークのため不在。

案の定、急きょ、ボス被害者の会が結成されます(笑)。

昨日、コロナ陽性者が出た為、今日は、出勤者も少なく、たった4人での会の結成です。

「友人が、業務量が多すぎて、精神的にやられています!」

「遠慮して、残業代を請求していません!」

「ボスに邪険に扱われて、ずっと、怒り続けています!」と私。

すると、同僚が言いました。

「それは、ダメだよー!」「ボスには、残業代をちゃんと請求して、現状を把握してもらわないと・・・」

この職場で、「影の先生」または、「本当の虎の巻」などと呼ばれている心優しき男性職員が、物思いにふけり始めました。

そして、おもむろに発言を開始。

「私は、以前、月175時間以上残業をしていました。ボスは、80時間分しか残業代を請求させてくれませんでした。」

「ボスと1時間以上喧嘩をして、やっと30万円が支払われたけれど、全然足りません!」

「あの人は、仕事を断った事がありません。赤字の仕事ばかりです。」

「その仕事を、すべて私にやらせていたのです!」

「退職者が出るなどして、どうしても、ボスが担当しなければならなかったお客さんは、必ず契約を切ってきます。」

「ボスの仕事がミスだらけで、向こうから契約を解除してくるのです!」

「それに、ボスは、従業員達の不満を十分承知した上で、わざと気付かないフリをしているのです。」

「みんな、ちゃんと自己主張をしましょう!」

(はあ~?)

この告白に凍り付く他のメンバー達。言葉もありません。

(なんで、この男性は、まだこんな所で働き続けているのか?)

ちなみに、彼は有資格者。経験も豊富で、かなり仕事が出来ます。

従業員達からの信頼も厚く、皆に慕われています。

私は、まだ修行の身。職場を選べません。

彼ほどの人物が、こんなアホなボスの所に3年以上もいるのだそうな・・・。

もう、何が何だか、分からないのでした・・・。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?