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飯代獲得の使命感

友人の退職が近づいてきました。

今週の土曜日にささやかなお別れ会をすることになったのですが…。

ボスが、「ランチ代を出す!」 と言うではありませんか!

(雪でも降らないか?)

そこで、戦いのゴングが鳴ります(笑)。

「いくら、いただけますか?」 と私。

すると、「1人2千円」 との回答が…。

(コイツ、アホなの?)

友人は、たった1人で、売り上げ月200万円以上の仕事をこなしていました。

参加者は、友人を含めて5人。

友人が嫌いだった人は排除。もちろん、ボスも排除(笑)。

2千円の提案に、思いっきり顔をしかめる私(笑)。

すると、今度は、1人5千円に…。

そして、ボスの捨て台詞。

「(友人が)お別れ会に来る余裕があるんだったら、働きに来ればいいのに!」

これには、呆れて物も言えません。

ボスに散々こき使われて、燃え尽き退職する友人。現在、有給休暇消化中。

あんなに頑張っていたのに、ボスには冷遇されていました。

5千円でも安い位です。

こんな事だから、人望が無いのです。

友人の後任として採用した新人さん達も、全員が退職。原因は、ボス。

引き継ぎが無駄になり、振り出しに。

でも、友人は、もう引き継ぎを行う意志はありません。

今度来る新人さんは、可哀想です。

きっと、ボスの異常性に気が付いて、嫌気がさして辞めることになるでしょう…。

明日、その新たな犠牲者がやって来ます。

お世話係は私。

今まで退職した新人さんが、私に対して不満を言うことは一切ありませんでした。

そのうちの1人とは、退職してからも連絡を取り合っています。

彼女が私に言いました。

「早く辞めて良かったです!」

そんな彼女が羨ましい私。

お別れ会に参加する総務の小悪魔女子が、私に言いました。

「ケチ男から5千円も獲得するなんて、スゴ~イ!」

褒められても、ちっとも嬉しくないのでした…(笑)。

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