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苦労したからこそ分かること

今の職場。

毎日、平和(笑)。

ボスは、従業員の仕事に、ほとんど口出しして来ません。

おかげで、皆、自由(笑)。

でも、誰も仕事をサボったりはしません。

これまで、私が渡り歩いて来た職場のボス達は、皆、うっとうしい位、従業員の仕事に介入し、私生活にまで口を出して来ました。

「あの従業員と親しくするな!」

「親に弁当を作らせるな!」

「○○党を応援しろ!」

従業員達は、皆、窒息死寸前。

中には、休日に、ボスが支持する政党の選挙活動に駆り出された人もいました…。

このボス、会社のお金を、その政党に寄付しようとしたため、税理士に叱られることに…。

(個人事業主は、横暴過ぎる…)

窮屈な職場生活を強いられた従業員達は、ボスが出かけると、仕事をサボり始めます。

「真面目に働くの、バカらしいよね~」

(あーあ…)

今の職場に転職する際も、大変、不安でした。

(また、ヘンテコなボスじゃないだろうな…?)

今度のボスは、職場にやって来ても、ほとんど言葉を発しません。

何か言ったとしても、余りに曖昧な事を言うので、従業員達は、「?」(笑)。

「アレ、何の事?」

そして、思います。

「ボスは、頼りにならないから、自分達で何とかしよう!」

結果的に、従業員の自立を促す(?)ことに(笑)。

ボスは、普段、社会奉仕活動にまい進。

人柄は、悪くありません。

従業員に、学習の機会を与えてくれたりします。

とやかく言われない分、自分がしっかりしていなければなりません。

これまでの職場では、ボスが何も与えてくれないため、必死で仕事を習得。

先輩の仕事を横目で盗んだり、公的機関に電話をかけまくって、質問責め。

いつでも仕事を教えてもらえる今の環境は、とても素晴らしいのですが…。

これにあぐらをかいて、のほほんとしていると、普通のまま。

人間、危機感を持つことも大事。

そういった点では、これまでの苦労も無駄ではなかったと思うのでした(笑)。

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