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複雑な心境

3連休が終了し、明日から仕事です。

月曜日から、私が抱えている仕事の中でも、最も難易度の高い仕事に取り掛からねばなりません。

しかも、今月はある特殊事情が重なって、更に難易度が上がります。

そして、この度新しく担当することになったお客さんの仕事も始まります。

私のいる業界。専門職にも関わらず、仕事を丁寧に教えてはもらえません。

各々が、失敗を重ねながら成長していく他ありません。

本来、ダブルチェックが必要なレベルの仕事ですが、小さな組織ではそんな事をしている余裕がありません。

最近、私の担当してる仕事を、実務チームのボスがいくらで請け負っているのかが分かってきました。

なんと、あんなに手間の掛かる仕事の報酬がとても低額でした。

私の給与額を考えると、赤字ではありませんか・・・!

商売が下手過ぎます(笑)。

今でさえ、とても大変なのに、これ以上仕事を増やされては、たまったものではありません。

お客さんも、低額の報酬に疑問を抱かないのでしょうか?

報酬額と仕事の質は、比例する傾向があります。

未経験者が、お客さんから依頼される仕事を、練習として行っているにも関わらず、何のチェックもされていないということもあり得るのです。

まあ、コンサルチームが稼いでくれるおかげで、職場全体の業績は絶好調。

コンサルチームの従業員達は、いつも豪勢なランチを食べている模様。

実務チームの我々とは、雲泥の差です(笑)。まさに、貧乏暇なし。

世の中は、手間や労力のかかる仕事をしている人ほど賃金が安い傾向にあるのは何故なのか?

コンサルチームの従業員が、顔を歪ませながら私に言いました。

「あなた、可哀想ですね!あんなに頑張って仕事をしているのに、ちっとも(お客さんに)評価されていないじゃない?」

「間違えも許されなくてさ~。間違えなくて当然みたいな顔をされているじゃない?」

「間違えると、滅茶苦茶怒られるでしょ~」

「ホント、バッカらしいよねっ!」

しかし、長い目で見ると、実務を経験することはとても大切な事だと思うのです。

コンサルチームのボスは、私と同じ資格を保有しているにも関わらず、本来の実務が出来ないそうです。

それにしても、お客さんには、「安い値段で仕事を頼むと、どんなリスクがあるのか?」ということに思いを馳せてもらいたいと思うことも、正直あるのでした・・・。

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