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つい、熱くなる(?)議論

私の前の席の女性従業員。

なかなか面白いキャラだったりします。

ある日、映画を見ていたところ…。

若い女性にいきなり、「ハゲ、大丈夫?」などと尋ねる世話焼きおばさんが登場するシーンが…。

変な好奇心が生まれてしまった私。

目の前の席の女性に、同じ台詞を放ってみたところ…。

返事は、即答で絶叫。

「大丈夫ではありませんっ!」

(!?)

「毎日見る顔ですからね!」

「1億円持っていても、ダメです!」

(あっ、そう…)

ちなみに、母は、「大丈夫」派。

母方の祖母は、その反対。

祖母は、結婚したばかりの母に命じたそうです。

「(その時に備えて)夫のカツラを準備せなアカン!」

「一緒に歩いとると、恥ずかしいやろう?」

これを聞いた母は、激怒。

「アホか?」

「見栄ばかり気にしくさって!」

「ハゲで、何が悪いんかー?」

(ハイ、お父さん、愛されていますな~)

「そんなモンかぶって、蒸れたらどうするんか?」

「お父さんが、可哀想やないか!」

そもそも、父にカツラの必要はありません。

母の激怒に心折れない祖母は、事あるごとに「カツラ、用意せんかー」コール。

怪しげな母子の対立を他所に、涼しい顔の父。

「お父さんは、ハゲても、カツラはかぶらんと!」

それに、大きく頷く母。

「人は、堂々と生きてな行かアカン!」

どうして、この話題は、人を熱くするのか?

未だ、謎なのでした…。


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