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介護現場でのICTの活躍がすごかった!

ご入居者様と向き合う時間をもっと増やしたい…

介護スタッフの方なら、一度は感じたことがあるのではないでしょうか。

ご入居者様とのコミュニケーションの時間が早期発見や事故防止につながることもあり、慢性的な人材不足のなかで頑張るスタッフの声は切実です。
 
超高齢社会、少子化、介護離職などで働き手が不足しているのにも関わらず年々介護のニーズは高まっています。
「働き方改革」も推進されていますが、介護業界は数ある業界の中でも労働環境の改善が急務だといわれる業界のひとつです。
大切な命を預かる介護現場が人手不足になるのはとても危険なことです。

今年4月「ICT」をテスト導入!

そこで、当グループでは介護スタッフが少しでも効率の良い環境で活躍してもらえるよう、業務改善のひとつとして、
「rPPG(RemotePhotoplethysmography)」を使った非接触生体信号測定システムを一部の施設に今年4月からテスト導入しました。

「rPPG」は、スマホやタブレット内蔵カメラで、お顔を10秒間撮影するだけでバイタル(体温・脈拍・血圧・酸素飽和度)が測定できる非接触生体信号測定システムです。

お顔を撮影するだけで測定から記録まで
寝たきりの方でも大丈夫

あれから4ヶ月! 導入して良かった🎵

導入した「rPPG」は大活躍しています。
日常とは明らかに違う異常値が容易に見つけられるだけでなく、お顔を撮影するだけで記録までしてくれるため、業務効率が大幅に向上し、スタッフが求めたサービスの質の向上にもつながっています。
 
導入前は、バイタル測定&記録に多くの時間と手間がかかっていました。
「rPPG」導入後は、ご入居者様とのコミュニケーションやケアのための時間を増やすことができています。
時間の余裕とともにスタッフの笑顔も増え、その笑顔がご入居者様にも伝わっているのか… 施設全体の雰囲気が温かくなったように感じます。
 
新たな取り組みとしてテスト導入した『rPPG』ですが、ご入居者様とスタッフ双方により良い環境の変化をもたらしてくれました。
とても嬉しい変化でした。
 
慢性的な人材不足と言われる業界だからこそ、働きやすい職場環境づくりにこれからも挑戦していきたいと思います。
 


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