(4) 履歴書の勝負はたったの6秒

8月になってしまいました。コロナ禍もおさまるどころか、ここカリフォルニアでもどんどん拡大するばかりです。夏になったのに治らない。この先どうなるのか、秋には大統領選もあるし、不安定な世の中ですね。先が見えにくい中では、今出来ることに集中して頑張るしかない、私はそう思います。

さて、ここからは、シリコンバレー就活実践テクを書いていこうと思います。新しい仕事が始まっちゃってしばらく経つので、就活忘れそうですが、がんばって書いていきます。

前にチラリと書きましたが、私は今回、お金を払って面接準備の授業を取りました。Interview prep classesって、日本語に訳すのが難しいですが、FAANGを目指すエンジニアの為の短期集中授業みたいなものです。このInterview prep classes、また後で詳しく説明したいと思いますが、そこで仕入れた情報によると、書類選考の一番最初の段階でリクルーターが履歴書一通にかける時間はなんと、6秒だそうですよ。人気の会社では、毎日何千通と来る応募を、まずふるいにかけます。特定のキーワードマッチなどコンピューターで自動処理するところもあると思いますが、人が目を通す場合、この6秒で印象を勝ち取らないといけません。勝負はここからバッチリ始まっています。6秒です。6秒でこれだ、と思わせるレジュメを書きましょう。

それでは具体的にどうしたらいいのということですが、インターネットに情報はあふれているので、そこはご自分で色々調べてみるのも良いと思います。私はあいにく日本語の履歴書の書き方はまったくわかりませんが、アメリカのレジュメを書く、私が思うコツは以下になります。

*短く簡潔に。職歴3年以内なら1枚で治めて。長くて2枚まで。
*誤字脱字はダメ、絶対。
*ある程度職歴のある方は、ヘッダー(名前とか)の下に、1、2文の要約文をつけても良いでしょう。例)Software Engineer with 15 years of experience in building full-stack and backend systems for consumer web companies. Proven track record for launching, landing, and maintaining complex systems.
*Tech stackはまとめて書くと読みやすいし親切です。
*具体的な数字があると面白いです。Improved a response time 150%とか
*絶対に絶対に自分以外の人にプルーフリードをしてもらう。できれば同じ職種の面接官の経験があるお友達がベスト。いなければお金払ってでも、出来る人を見つけましょう。
*面接で聞いて欲しいことをアピールするように書く。
*会社に合わせってカスタマイズしても良い(私はほぼしませんでしたが)

レジュメを書くのって中々面倒で難しいと思います。ので、私のお勧めは、レジュメは頻繁にアップデートしておく、と言うことです。少なくとも1年に1回は見直して内容をアップデートしておきましょう。私はそうしていたので、今回の就活でレジュメの準備に時間は取られませんでした。半日くらいかな?いちから書いたら1週間とか掛かるかもしれませんね。

後、頭が良くて性格も良い同僚とは友達になっておいてください。人間関係、とても大事です。て言うか、シリコンバレーだってコネ、情報、人脈は宝です。私もこの就活中、お友達にたくさんお世話になりました。私はレジュメの見直しも、3人の人に頼みました。おかげで、私は応募した職種からかなりの確率で返答がありました。お友達様様です。

競争の激しいシリコンバレーのエンジニア求人。まずは書類選考を突破しないと、話も聞いてもらえません。6秒で印象を残すレジュメ、狙ってください。






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