2021年に読んだ本
「読んだ本を整理したい」というのはnoteを始めたきっかけの一つだった。
昨年から楽天のkoboで電子書籍デビューをして,読書量がかなり増えた。
特に気に入った本の詳細なレビューは後々するとして,2021年に読んで印象に残った本をまとめるノートを作った。
読書で大事にしていること
主に,ビジネス書や実用書を読むようにしている。
時間が足りなくなるので,小説などはあえて読まない。
自分にない知識を付けるための読書をしたいので,自分に足りないことを教えてくれる本かどうかを選ぶ基準にしている。
ダラダラと読んだ気にならないように注意している。
電子書籍は気兼ねなく線が引けるので,気になったところはマークしている。
知識の定着には,誰かに話すとか,要約を書くとかのアウトプットが大事だと思う。
今後,noteでアウトプットしたい。
ビジネス書
イシューからはじめよ
計画の立て方,物事の進め方に焦点を当てた本。特に研究者にはかなりオススメ。
サピエンス全史
ヒトとは何か?という根本的な問いに迫る。そういったことを考えることが好きな人にはオススメ。
FACTFULNESS
物事をなんとなくの印象で理解していないか?ということを痛感させられる。世界的な感染症のリスクについても予言。
自分の中に毒を持て
岡本太郎の考え方が詰まった有名な本。どれも納得はできたが,個人的にはあまり刺さらなかった。
GIVE & TAKE
最終的に成功する人はテイカーではなくギバーだという啓発本。具体例を交えながら成功する人の特徴を分析。
嫌われる勇気
アドラー心理学の有名な入門書。対話形式で掘り下げていくが,芝居がかった口調に違和感があって個人的には読みにくかった。
GAFA四騎士が創り変えた世界
誰もが知ってるGAFAの解説書。賛辞だけでなくダークな面も書かれていて面白い。
USJを劇的に変えた,たった一つの考え方
日本屈指のマーケターの考え方と若者へのアドバイスが詰め込まれている。著者が人間的にすごく魅力的。
実用書
頭を「からっぽ」にするレッスン
マインドフルネスの入門書。簡単な実践方法も書かれているので,とっつきやすい。
科学者たちが語る食欲
「なぜ生き物は食べ過ぎるのか」について科学的な実験から検証。
医者が教えるサウナの教科書
サウナを気持ち良く感じる理由について,科学的な根拠に基づいて解説。
哲学と宗教全史
宗教の成り立ちから現代の哲学までを網羅する辞書的な一冊。
文学
夜と霧
ナチスの強制収容所での実体験を綴った作品。
新書
日本の教育はダメじゃない
ネガティブに語られることの多い日本の教育の現状について,世界各国との比較を通して論理的に反論した本。
中東政治入門
ややこしいイメージの中東政治について解説。宗教,石油,独裁,民主化について幅広く知れる。
香港とは何か
たびたびニュースになる香港とはそもそも何なのか。中国との関係は。今,香港で何が起きているのか。
香港と日本
香港の現状や日本との関係について,香港人の視点から描く。
日本人のためのイスラエル入門
世界情勢で話題になることが多いイスラエルだが,実は世界最先端の技術大国である。その背景と特徴とは。
キリスト教と日本人
世界的宗教のキリスト教が日本で広まらなかった理由とは。一方で,日本の近代化に大きく貢献したキリスト教宣教師とは。
ヨーロッパ近代史
現代の科学は全て近代のヨーロッパから始まった。その背景にあるルネサンスとは。宗教との関係は。
近代中国史
近代化に遅れた中国はどのように現代の中国を作り上げてきたのか。
大学とは何か
そもそも大学とはどのようにして誕生したのか。そこから,教育制度の体系化,大学院の誕生を経て,現代型の大学に成長する過程は。
まとめ
ビジネス書は,ひとまず有名なものを手に取った。
実用書は,健康系の入門書を選んだ。
新書は,興味のある世界情勢・宗教・教育の入門書を中心に読んだ。
理系の人間だからか,馴染みのない世界史や社会科学にすごく惹かれる。
特に,ちくま新書は初学者向けの教養本が多く出ているので好んで読んでいる。
今後は,お気に入りの本について詳細に紹介するレビューを書きたい。
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