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おもちゃを捨ててみたら

タイトルの通り、この週末、4歳になる娘とともにおもちゃの断捨離をしてみた。してみたら、想像していた以上に学びが多かったので記録しておく。


おもちゃが増える季節

クリスマス。
サンタがプレゼントをくれる。
同時に、保育所のクリスマス発表会でもご褒美のおもちゃをもらったり、年末年始の帰省では年に1度しか会わない祖父母からのプレゼントたち。
子供はとっても嬉しいのだろうが、私は頭を悩ませる。
おもちゃの置く場所…。。

しかもほんとここ数週間の出来事なのだが、娘が工作にハマってしまったようで毎日保育所のから工作の品々を持って帰ってくる。家でも空き箱を見つけるなり何かを作ろうともくろむ。

夏くらいには危なっかしかったハサミがいつの間にか上手に使えていた。セロテープと子供用ハサミとノリを買ってあげたら嬉しそうに何かを作る。その何かは私にはガラクタにしか見えないが、夢中になる姿は素直に応援し後押ししたい。

こんなに夢中で手を動かす姿はこの子の特性につながっているのかも知れないと思うと、ただ切り刻んでくっつけただけにしか見えないハコたちですら、全部取っておいてあげるべきかも。。という気持ちもよぎる。

がしかし。リビング4.5畳、極力モノを置かないようにしてきた我が家ではガラクタにしか見えない(二度目)の工作物は本当に置き場所がないくせにめちゃくちゃ場所を取りさらに私の頭を悩ませる…。

娘におもちゃの断捨離を提案

年末・・・この田舎での資源ごみの回収は月に1度。
今月、すなわち今年最後の資源ごみの日に一掃したい・・・!という思いとともに、夫と相談し、娘におもちゃの選別と片付け、および工作物の破棄を提案した。
工作物は写真に取り、今後の制作に気持ちを向け、創造と破壊という概念を伝えつつ、これまでのものは破棄しようと提案したところあっさり承諾。
夫とともに楽しそうに破壊していた。笑

おもちゃの断捨離関してはおもちゃ箱を拡げ一つずつ「これ、いる?いらん?」と聞いて回答に応じて選別。
結構潔く即答してくれリズムよく進む。

結構遊んでたやん、というおもちゃも「いらん」とか平気で言ってくる。
でも、娘のモノなのでとにかく娘の判断に従って「いらん」と言ったものは内心「えぇ~…」とか思っていても余計な誘導はせず捨てることを心がけた。

結果、おもちゃは半分とまではいかずとも、1/3以上は減ったと思う。

捨ててみたらいいことしかなかった

捨ててみたら思っていた以上に私の心は晴れやかになった。
置き場所がない部屋で縦に縦に積まれていたモノたちが視界から消えたことによりスッキリしたことは言うまでもないが、それ以上メリットがあった。

まず、娘が残したおもちゃで再び遊びだした。
最近はおもちゃ箱を拡げるよりも先にタブレットでYouTubeを見てばかりだったのだが、選別しすっきりしたおもちゃは片付けやすいと共に出しやすい。

「いる」と判断した心に何かが灯ったのか、めっきり使っていなかったおもちゃたちと再び遊び始めた。

次に良かったことは、娘の「いらん」を聞いて、私たちもこういうのはやっぱりいらんのやな。。と再確認。今後無駄なものをこちらから買い与えるのはやめよう。という教訓になった。
というか、私はほとんどおもちゃは買わないのだが、夫はどきどき娘が喜ぶかも。と何かを買ってくることがある。が、こういうの結局いらんのよな。と今回の断捨離を通して学んだ模様。

そしてせっかくもらったし。割といいやつなのに。という感情で残していたおもちゃも娘が「いらん」というものはとにかく手放すことにした。価値がありそうなものは人にあげたりメルカリへ回すことで罪悪感が減るどころか幸福度が上がったようにさえ感じた。

このおもちゃって需要あるかも。。とメルカリで売れそうかどうかを調べたりしてわずかではあるがマーケティングの勉強にもなったのではないか。

おもちゃ箱は増やさない決心

こうしておもちゃの断捨離に思いがけず学びが多かったことを教訓に、今後、おもちゃ箱は増やさないことを決心した。
最近生まれたばかりの(5カ月)息子的には「えぇ~!」って思うかもしれないが決心した。

また、工作物を破壊して捨ててしまったことが今後どういう影響があるのかは落ち着いて経過を見守り、考察したいと思う。
(工作に必要なハサミなどはより使いやすいように、娘が1人で出したりしまったりできるよう今後整理する予定。)

いま我が家にあるおもちゃ箱があふれてきたら定期的に断捨離を結構しようと思う。
おもちゃにもきっと新陳代謝がある。そう言い聞かせて。


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