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産後2ヶ月からのパドリング復帰

昨日で息子は生後3ヶ月。
大きな病気や怪我もなく、今のところすくすく育ってくれている。4歳の娘も3ヶ月経つとまた成長を感じるところもあるし、子供って数ヶ月で本当にステージが変わる。すごいエネルギーだなあと感じる。

自分はというと、産後20日くらいで里帰りから戻り四国での生活に戻った。産後2ヶ月に入り子育てのリズムが掴めてきたことで生まれた気持ちや時間の余裕、そして9月に入って吉野川のラフティングの仕事も落ち着いてきたこともあり、9月はガイドトレーニングやツアーに便乗して週1くらいで川に出ている。

記念すべき1回目は、久しぶりなのにトレーニングでほとんどラダーを取ることになり(自分がガイドポジションに乗り主に船をコントロールする)、身体はバキバキ、夜は身体が痛くて目が覚めた。
ボートに再乗艇するのがかなり遅くなったのでこれじゃお客さん乗せて小歩危ガイドしてはいかんなと感じた(特に今回の曲がり戸はハイウォーターでフリップ率が高い)。

そこから3週ほど続けて週1でも川に出ていたら、何となく身体が順応してきたようにも感じる。
吉野川の水量はハイシーズンも過ぎて少し落ち着いていることもあり、正直降ることはできるのだけど、いざ!というときの瞬発力がない。頭では「こうしなきゃ!」と思ってても身体が動かなかったり、ふんばりが効かない、力が出ないという感じ。でもそれも回数を重ねることで少しずつ身体と頭のズレが減ってきた。ように感じる。

経験を積んで得られるものもあるし、なくなっていくものもある。今の自分が楽しく成長できるように、何をどうしたらいいかを考えながら取り組めるのもまた楽しい。

産後2ヶ月で川に出ているとみんなにびっくりされるけど、自分の中では間を空ければ空けるほど復帰は難しくなる。だって川に行くのは疲れるし、間が空くと「できるかなあ」という不安が大きくなって怖さも出てくる。
なので、細かいことは考えず、行く段取りを取って行くようにしたら「やっぱり川楽しい」というところに気持ちが付いてきた。

先日は思いがけず久しぶりに小歩危をダッキーで降ることに。タンデムはあったけど、1人でダッキーなんてもしかしたらレース現役のとき以来とかかも知れない。
水量は落ち着いていたし、最近はだいぶ小歩危もイージーになっていたので、結果程よいチャレンジで終わってみての爽快感が残った。

2人目産んで育児がさらに大変にはなったけど、子育てはいつのステージでもその時々の大変さがある。
落ち着いたら…なんて思っていたらきっと私はもう身体も心も川には戻れない気もしている。それは1人目を産んでみてガイドとして復帰したりしてなんとなく感じていたこと。なので、やるかどうか、というよりはやる。と決めてやれるようにする。

私の場合は我慢して家事や子育てをするよりは、こうやったら好きなことやって、申し訳ないくらいの気持ちの方が家族に優しく、家事育児も頑張れる気がする。
そんなこんなで、家族が増えても今のところはとても楽しい毎日。里帰り中は本当に気が病んでいたので、今は自分が清々しくさえ思える。

川がある生活、それをさせてくれる家族や周りの人に感謝しなきゃなあ。という記録。

何とか今年中にレースも出たいなー


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