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2020-21 ホーム最終戦

昨日、今日と富山グラウジーズと宇都宮ブレックスとの試合がありました。
富山にとって今シーズン最後のホームゲームです。
ただ、昨日も書いたようにスミスが3試合の出場停止で試合には出られません。
それでも、今シーズンのグラウジースなら何かやってくれる、勝ってくれるのではと思っていました。

会場には行けないので、家でバスケットLIVEでの観戦でした。

一番の驚きは、試合前のロスター紹介の時。
マブンガがスターターのところで呼ばれなかったではありませんか。
理由はコンディション不良ということでしたが、3月後半からほぼ毎試合フル出場。
疲労がたまってきている上に、スミスも出られないとなると余計に負担は増すばかり。
プロの試合なので、試合を捨てたわけではないと思いますが、正直言って勝つ確率の少ない今節よりも、次節以降の試合にかけたというところですかね。

ただ、外国籍いなくても富山の日本人は点を取れる選手が揃っています。
今節前の予想では勝つ確率が30~40%くらいで一勝一敗で乗り切れたら最高かなと思っていましたが、外国籍抜きでも低いですけど10%は残っていると思いました。

試合開始早々、宇都宮はインサイドで得点を重ねます。
2mを超える外国籍選手を相手に、高さで対抗できるのは橋本だけ。
インサイドに入られると簡単に点を取られてしまいますし、外れたとしてもリバウンドを取ってセカンドチャンスで決められます。
インサイドでは完全に相手が有利です。
そして、外国籍がいないということで宇都宮のディフェンスは富山のスリーを警戒して距離を詰めて守ってきます。
第1Qは9点差で終え、これなら十分戦えると思いました。

ところが、第2Qにアクシデントが。
橋本が負傷してしまい、やっとでさえ不利だったインサイドがますます弱くなってしまいます。

その後は点差がどんどん広がるのみ…
良い形でシュートまで持っていくが入らない富山のシュート。
高さを活かして、インサイドに集めて確実に決めていく宇都宮。
最終スコア62-119で負け。
メンバーを見るとこの結果は仕方ないとしか言いようがありません。


結果だけ見ると大敗ではありますが収穫もあります。

1つ目は、緊急事態ということもあり特別指定の2人が長いプレータイムをもらいました。
飴谷が23分のプレータイムで初フィールドゴールを含む8得点のキャリアハイ。
上澤が15分のプレータイムでフリースローの2得点。
宇都宮相手にプレータイムをもらい、2人にとってとても良い経験になったと思います。

そして、リーグNo.1のディフェンスを誇る宇都宮相手に62点を取ることができたということ。
試合に出た全員が得点を記録し、最多得点がダブルキャプテンの1人・阿部の14点。
二桁得点は1人だけでしたが、全員が得点できたということがさすがリーグNo.1の得点力の力だなと思いました。
ちなみに、日本人だけの得点なら62-60と富山の勝ちです(笑)



今日の2試合目ももちろん日本人だけでの試合となります。
先ほども書いたとおり、スミスは出場停止、コンディション不良+連戦の疲れがたまっているであろうマブンガはお休みです。
橋本も公式からの発表はないですが、昨日の怪我の感じからして試合には出られません。
よって富山の高さは前田の192cmが最高となります。

第1Q、昨日同様高さで攻めてくる宇都宮。
インサイドに入れられてシュートを決め、外れてもリバウンドからのセカンドチャンスでという感じで着実に点を取っていきます。
それに対抗するのが富山は宇都さんが絶好調。
PGながら191cmの高さと持ち前の速さでインサイドにアタックして、点を取っていき、前田もそれに続いてインサイドとスリーで喰らいついていきます。
それでも、前半は点差を広げられてしまい、34-53と19点差で終わります。
これでも、昨日より点差は少ないですし、高さで圧倒的不利ではありますがよく戦っているなと思いました。

そして、迎えた後半。
富山の攻撃力が発揮されます。
相手に点を取られるのは変わりませんが、シュートがどんどん入るようになってきました。
岡田のスリー、飴谷のスリー、岡田の2点、飴谷の2点、前田の2点、前田のスリーと点を取っていきます。
点差は16点差ありますが、宇都宮にタイムアウトを取らせます。
点差がありましたが、もしかしてもしかするんじゃないかと思いましたね。
まぁ、第4Q含めその後は点差がそこまで変わることなく81-107で敗戦。

第3Qの勢いを持ってしても、結果的に逆転は無理だったわけではありますけど、昨日よりも点を取り、相手の点を抑えての試合だったのでよかったと思います。

ただ、後半だけ見ると47-54とほぼ互角の戦い。
オフェンスに関しては言うことなしだと思います。
日本人だけで平均失点71点の宇都宮に対し81得点。
宇都さんがゲームハイの26得点、前田が16得点、それに続くのが飴谷の10得点と二桁にのせてきました。

宇都宮は富山が日本人だけだからといっていつもとメンバーを変えることはなく、いつも通りのスターター・ローテションで全力で相手をしてくれました。
この試合を経験できたことは若い選手にとってとても大きなことだと思いますし、シーズン残り4試合に向けて新たな可能性が見えたような気もします。

CSに向けてまだまだ負けられない戦いは続きます。
来週の新潟戦はマブンガも出ると思うし、2試合目にはスミスも帰ってきます。
残りの試合は全部アウェイだけど、全部勝つぞ!!
そして、行くぞCS!!
喰らいつけ!! GO!!グラウジーズ!!


ここまで、下手な文章で書いてきました。
大差がついて早くに結果がわかってしまうとみるのも辛くなったりすることもありますが、今節に限っていえば全くそれはありませんでした。
普段見られない選手の活躍がたくさん見られたし、今後の試合に向けての可能性も見える試合だった。
そして、やる前から結果がわかっているような試合であっても、両チームの選手は全力で試合をしてくれた。
悔しさはあるものの楽しい試合でした。
僕がよく愚痴る審判に試合を壊されるよりよっぽどましな試合だったと思います。


あと、ホームゲームが最後だったということで今シーズン現地に行く可能性はもう0です。
今シーズンは12月のアルバルク東京、名古屋ダイヤモンドドルフィンズ、川崎ブレイブサンダース、広島ドラゴンフライズ、そして、1月の島根スサノオマジック戦の5試合のみの参戦となりました。
観戦成績は3勝2敗でした。
あとは画面越しでの応援となります。
少し早いかもしれませんが来シーズンはまたたくさん試合を観に行けますように。
あわよくば、アウェイも行きたい。


最後何が書きたかったかわからなくなりましたが、ここまでにしましょう。

それでは、おしまい。

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