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牧師夫人の徒然なるまま」(七二九) 「いよいよ最後の入試に向けて」
二〇二二年も幕が明けました。入学試験の季節を迎えます。私も受験戦争をくぐりぬけて来た世代ですから、この年齢になっても時々試験問題を必死で解いている苦しい夢にうなされることがあります。現実に引き戻されるたびに「嗚呼、もう試験はないのだから安心しよう」と言い聞かせます。試験というのはおそらく誰にとってもかなりのトラウマなのですね。
「もう試験はないのだから安心しよう」と言い聞かせましたが、実は終わりではないのです。何年後かには人生で最も重要な試験が待ち受けているからです。人生の総仕上げの試験です。入学試験ではありません。入門試験とでも名付けましょうか。そこにある門は天国の門です。将来にどうしても避けられないのがこの入門試験なのです。誰でもどのような人生観を持って生きたとしても、この入門試験を避けては通れません。人はその時を目指して何十年という地上人生を準備に当てているのだと言っても過言ではないでしょう。
幸いなことに天国への入門試験は既に問題が提示されています。「あなたは、イエス・キリストに対してどのような態度をとってきましたか」この一問だけなのです。イエス・キリストの十字架の贖いをどんな態度で受け取りましたか?さあ、入門が許される答えを私たち自身のことばで用意しておきましょう。
安食道子
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